離乳食がめんどくさい時の対処法について

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

子育てはとにかく大変で悩み事も多いです。些細なことで気持ちが昂ってしまったり、やる気が出ずにお困りの方も多いのではないでしょうか?

離乳食がめんどくさい時の対処法をいくつかピックアップしてみました。大変な時には周りを上手に頼って進めましょう。

なぜ離乳食は「めんどくさい」と感じるのか?

離乳食をめんどくさいと感じる大きな事柄をいくつか挙げてみました。

純粋に体がしんどい

体力、精神的に疲弊してしまっている可能性が考えられます。ひどく落ち込んでやる気がでず、生活に支障をきたすような状況が続くようであれば、下記のようなケースが考えられます。

産後うつ病とは、分娩後の数週間、あるいは数カ月間、極度の悲しみを感じたり、普段行っていた活動への興味を喪失したりする状態をいいます

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/22-%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E7%94%A3%E8%A4%A5%E6%9C%9F%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%82%A2/%E7%94%A3%E5%BE%8C%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85

辛い時は周りに頼るように心がけましょう。また家族にそのような気を感じたら声をかけた方がいいかもしれません。

離乳食を用意するまでがめんどくさい

あまり調理をしない家庭であれば食材を買い揃えて、月齢によって固さや大きさを調整する必要があります。家族が苦手な食材は、離乳食だけでは使いきれず余る事も。

食材の用意から提供まで労力がかかります。疲れている時は尚更負担に感じてしまいます。

離乳食を食べさせる事がめんどくさい

せっかく頑張って作っても食べてもらえず、何が悪かったのか考えるうちにひどく落ち込み離乳食作りが億劫なってしまう事も。

特にSNS等で周りの進捗と比べて余計に焦ってしまう方も多いです。無意識のうちに、落ち込まないようにSNSから距離を置くことも精神衛生上重要です。

後片付けがきつい

離乳食は通常の調理機材に加えて、小皿やブレンダーや裏ごし器など洗い物が物理的に増えます。赤ちゃんが口にする器具は、普段より念入りに洗浄している方も多いのではないでしょうか?

手づかみ食べが始まる頃になると、食べ遊びが起こり床にベビーフードが散乱してしまうこともあります。片付けが徐々に大変になってくるため、負担に感じやすいです。

そもそも離乳食は作らないと駄目?

コストがそれなりにかかりますが、全く離乳食を作らずベビーフードでも問題がありません。

レトルト食品は性質上水分量を多くする必要があり、加圧加熱殺菌により通常の加熱に比べて柔らかい傾向にあります。

水分が増えると物理的な量が増えるため、食べ残してしまうことも考えられます。食が進まず、食べきれない場合は、保存形体の違うベビーフードを組み合わせて調整してみましょう。

めんどくさい裏ごしペーストは買ってくる

離乳食を自分で作る際、刻みは包丁で細かくするだけで比較的簡単ですが、裏ごしペーストは後片付け含め大変です。

フリーズドライやレトルト、冷凍の裏ごしペーストが販売されており、温めるだけで提供することが可能です。

特に火が通りにくい、にんじんやかぼちゃ、ジャガイモは大幅に調理時間を短縮することができるためおすすめです。

味付けしていない大人向けの料理を刻む

大人用と子ども用の2種類を用意すると工数が増えて大変です。まとめて調理すれば、シンプルに調理をすることができます。

代表例を挙げると、シチューやカレーを作る際にスパイスやルーを入れる前にお肉と野菜を取り出して、不要な油を取り除き、適切な月齢の大きさにカットされる方が多いです。

離乳食の「めんどくさい」を解消する方法

上手にベビーフード活用し、調理工程を削る以外の方法は下記の解決方法が挙げられます。自分に合ったやり方を模索しましょう。

二人で育休を取る

シンプルな方法ですが、育児休業を活用して役割分担の比重を変えると心にゆとりができます。年々取りやすい環境が整ってきているため、上手に制度を活用しましょう。

育児休業

子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)に達するまで(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)、申出により育児休業の取得が可能
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/employee/system/

両親に頼む

育児が大変な場合は、里帰りをして手伝ってもらう方法も検討してみましょう。
具体的に何をしてもらうのか、事前に打ち合わせしておくと余計なトラブルを防ぐことができます。

遠方で迷惑でなければ、来てもらうというのも一つの手段です。

ベビーシッターにお願い

スポットでベビーシッターにお願いするというのも一つの手段です。料金や範囲は業者によって異なりますが、1時間あたり1,000〜4,000円が相場のようです。

シッティングに料理や買い物が付随していないケースが多く、ベビーフードをあらかじめ購入しておいてお願いすると頼みやすくなります。

離乳食がめんどくさいと思っても気をつけたいこと

離乳食における気を付けたいポイントをいくつか挙げてみました。

アレルギーに気を付ける

赤ちゃんは何にアレルギー反応があるかわかりません。特定原材料等に注意するようにしましょう。

その中でもアレルギーが多い乳・卵・小麦やナッツ類を取り入れる場合は、耳掛け程度の量から始めてアレルギー反応が出ないか確認してください。

常温で保管したものを食べさせない

開封したベビーフードを常温で放置をすると雑菌が発生する可能性があります。開封したものに関しては、早めに使い切るように心がけましょう。

刺身や生野菜はダメ

刺身は離乳食で食べさせない方がいいです。食中毒や寄生虫のリスクがあります。生野菜やフルーツに関しては消化に負担がかかるため、なるべく加熱してから食べさせてください。

一部アボカドやバナナのような柔らかい食材に関しては生で食べることがあります。食材によって使い分けるようにしましょう。

手づかみ食べをさせる時は目を離さない

手づかみ食べ用のパンやおやきを始める場合は、喉に詰まらせる危険性があります。手づかみ食べを始める場合は、必ず目を離さず食べきるまで様子を見るようにしましょう。

気分が落ち込んでる時は周りを上手に頼ろう

離乳食を一から手作りすることは大変です。気分が落ち込んでいる時は、周りの大人や便利なベビーフードを活用するように心がけましょう。

ファーストスプーンで離乳食にまつわる記事をアップロードしています。気になる記事があればもう一記事ご覧いただけますと幸いです。

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