抱っこ紐はいつまで使える?ヒップシートとどっちが楽?
赤ちゃんの移動手段として抱っこ紐を活用されている方も多いのではないでしょうか?ある程度月齢が進むにつれ重くなってきて、楽に抱っこをする方法を探されている方も多いと思います。ここでは、抱っこ紐を卒業するタイミングとヒップシートとの比較についてまとめてみました。
抱っこ紐を卒業するタイミングは?

抱っこ紐はメーカーの推奨では3歳頃まで活用できるものが多いです。新生児期から横抱きができるなど用途が広いですが、背中に2本のバックルを通し、装着するまで少し面倒でかさばるのが特徴です。
1歳を超えてある程度歩けるようになると、自分で歩きたがるようになって自然と卒業することができます。
抱っこ紐が辛くなってきたら
赤ちゃんの平均体重は1歳を超えると10kg、2歳で12kgと徐々に重たくなってきます。最初はあまり負担を感じませんが、徐々に肩や腰に負担が蓄積していきます。10kgを超えた段階で、スーパーやショッピングモールなどではベビーカーに乗せて移動する方が良いでしょう。
短時間の抱っこであれば抱っこ紐でも対応できますが、長時間の移動や外出にはベビーカーの併用するとかなり楽です。
抱っこ紐が窮屈に感じたら
赤ちゃんの成長には個人差があります。思いのほか成長が早く、抱っこ紐が窮屈に感じて嫌がることも、抱っこ紐を切り替える大きなきっかけになります。
苦しそうにしていたり、手足の動きが制限されているように感じたりしたら、買い替えやヒップシートへの移行を検討しましょう。
抱っこ紐のメリットとデメリット

抱っこ紐の最大のメリットは、商品によりますがおんぶができて両手が自由になる点です。移動中に疲れて寝てしまった時や、家事をしながらあやす時に活用でき、安定感が高く重宝します。
赤ちゃんの正しい姿勢をサポートする
抱っこ紐の多くは、赤ちゃんの股関節が無理なく開く姿勢を促し、その発育を助けるように作られています。首や背中が十分に発達していない赤ちゃんでも、抱っこ紐で抱っこすることで正しい姿勢が保てます。またご家族にぴったりとくっつくことで安心感が高い点も抱っこ紐の魅力です。
夏場は暑くて蒸れる
密着感が高く、しっかりとした素材が活用されているため、安定感が高い反面、蒸れやすいというデメリットがあります。
メッシュタイプの通気性の高いものでも暑さを感じやすく、長時間の移動は抱っこしている側の負担が高いです。
ヒップシートに切り替えるタイミング
最初は新生児から横抱きができ、ベビーキャリア型の抱っこ紐を活用している方は、ヒップシートへの切り替えを検討される方も多いのではないでしょうか?
一般的にヒップシートへの切り替えが必要と言われる時期は、歩けるようになってくる1歳〜1歳半にあたります。赤ちゃんにもよりますが、徐々に自分で歩きたい場面も増えてくるため、抱っこしたり降ろしたりを繰り返すのにヒップシートは非常に便利です。
ヒップシートの種類
・腰ベルトのみで支えるタイプ
装着が簡単で取り回しが効く点が特徴です。急に抱っこを頼まれる時や出先で突然しゃがみこんでしまった時にさっと対応ができます。
腰だけで支える構造で不安定です。ずり落ちないように注意しましょう。
・肩掛けのスリングタイプ
支える面が多く腰ベルトより安定しています。背面までしっかり支える部分があり、滑り止めがあるものがおすすめです。
ある程度体重が重くなってくると肩が締め付けられてくるため、幅が広く支えが大きいものを選びましょう。
・抱っこ紐と2WAYタイプ
抱っこ紐をまだ購入していないのであればこちらもおすすめです。抱っこ紐の上部を外して、腰ベルトのヒップシートに切り替えることができます。
パーツが増えて失くしやすいですが、様々なシチュエーションで使うことでき便利です。
最低でも腰が座ってから使う
ベビーキャリア型の抱っこ紐は使いにくい!と感じる場合でも、メーカーの推奨に沿って腰すわりをして、お座りができるようになる生後6~7ヶ月頃からヒップシートを使用するようにしましょう。
この時期になると、ヒップシートの台座にお座りさせるような形で抱っこができ、より安定感が増します。
抱っこ紐とヒップシート、どっちが楽?
どちらが楽かは、使用する状況や赤ちゃんの月齢、体重によって異なります。
種類 | メリット | デメリット | こんな時におすすめ |
抱っこ紐(ベビーキャリア型) | ・安定感が高い・おんぶが可能で両手が空く ・長時間抱っこに向いている ・新生児から使用できるタイプが多い ・赤ちゃんの姿勢をサポートしやすい | ・装着に手間がかかる ・かさばる ・夏場は蒸れやすい ・着脱が多いと不便 | ・長時間の移動や外出 ・家事をしながら抱っこしたい時 ・赤ちゃんが小さい時(新生児〜腰すわり前) |
ヒップシート | ・着脱が簡単 ・肩や腰への負担を軽減しやすい ・気軽に持ち運べる | ・片手が塞がりやすい ・安定感は抱っこ紐に劣る ・長時間抱っこは疲れることも | ・短時間の抱っこ ・公園など抱っこ ・降ろすが多い場面 |
まとめ
抱っこ紐は3歳頃まで使用できますが、赤ちゃんが重くなってきたり、窮屈に感じたりするようであれば、ヒップシートへの切り替えを検討する良いタイミングです。ヒップシートは、腰がすわった生後6~7ヶ月頃から使用でき、抱っこ・降ろすの頻度が多い場面で非常に便利です。
どちらが「楽」と感じるかは個人差がありますが、それぞれのメリット・デメリットを理解し、赤ちゃんの成長や使用シーンに合わせて使い分けることが、より快適な育児につながるでしょう。最終的には、実際に試着してみて、ご自身と赤ちゃんに合ったものを選ぶのが一番です。
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