離乳食でマヨネーズはいつから?目安量やおすすめのレシピや代わりの食材について

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

コクのある味わいとあっさりとした酸味が食材の味を引き立てるマヨネーズ。大好物で何にでもかけてしまうという方も多いのではないでしょうか?

今回は、離乳食におけるマヨネーズはいつから使えるのか?おすすめのレシピや代わりの食材についてまとめてみました。

マヨネーズは何でできているか

マヨネーズは、食用植物油脂と酢と卵に調味料を加えて攪拌したものです。日本のドレッシングの規格では、植物油脂の割合が65%以上のものを指します。

離乳食で使いやすいポイントとしては、添加物が調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物だけであり、他のドレッシングに比べて使える原材料・添加物に縛りがある点が挙げられます。

カロリーカットのマヨネーズは日本ではマヨネーズの規格に該当せずマヨネーズタイプという表記で販売されています。

マヨネーズの代わりについて

料理にコクを加えたい場合はバター、味を似せたい場合は植物油に砂糖とお酢、塩を混ぜたドレッシング、添加物に抵抗がなければノンエッグのマヨネーズがおすすめです。

市販の代替マヨネーズは粉末状の大豆たん白にドレッシングのベースを組み合わせるケースが多く、ベースだけでも似たような味わいになります。

離乳食でマヨネーズはいつから使えるの?

マヨネーズは離乳食の後期頃から使われるケースが多いです。上記のように7割近くが食用植物油脂であることから、カロリーが高く食べさせる量に注意する必要があります。

食塩相当量は100gあたり食塩相当量が2gと低い値ですが、低カロリーのマヨネーズタイプの商品については物足りなさを補うために塩味を強くしている傾向があります。食塩相当量を確認してから食べさせましょう。

マヨネーズは加熱しなくても大丈夫?

マヨネーズと呼ばれるものに関しては、水分活性が低くpHが酸性で腐敗しにくいため、衛生的には加熱せずに食べさせても問題はありませんが、市販で販売されるマヨネーズはサルモネラ菌を対象とした加熱であることから、アレルゲン性は生卵同等と考えられています。

乳幼児のアレルギーとして卵はメジャーな部類に位置しており、加熱して食べさせた方が良いでしょう。

マヨネーズの目安量について

マヨネーズの目安量としては、離乳食後期で3g、完了期で5g程度に抑えておいた方が良いと思われます。肉や魚にも脂質が含まれることからマヨネーズを使う場合は、他の油は控えた方が無難です。

脂質が気になる場合は、マヨネーズタイプのものを使うと良いでしょう。カロリーを抑えたものには増粘剤が加えられており、他は変わらないケースが多いです。

自分が気にしているものにフォーカスして商品を選択すると良いです。

おすすめの市販マヨネーズ

純粋にマヨネーズの味を離乳食に取り入れたい場合は、マヨネーズ、カロリーが気になる場合はカロリーハーフ、卵アレルギーが心配な場合は、ノンエッグがおすすめです。

大豆が気になる場合は、ノンエッグの中でも特定原材料等を一切排除したものを選びましょう。

添加物について気になる場合は、調味料(アミノ酸等)や香辛料抽出物の記載がないものを選びましょう。

赤ちゃんにマヨネーズを食べさせる上で注意したいポイント

ハチミツによる乳児のボツリヌス症については広く知られており、マヨネーズを食べさせる上でハチミツが含まれていないか確認する必要があります。

マヨネーズにおけるハチミツの有無については、原材料表示のある欄に必ず記載を確認し、保存方法についても確認してください。

卵のアレルギーに注意しよう

乳・卵・小麦はアレルギー頻度の高い食べ物です。卵を食べさせておらず、マヨネーズから挑戦する場合は、少量を食べさせて様子を見てから続けてください。

食べさせすぎないこと、様子を見ることがとても重要です。

手作りマヨネーズは離乳食が終わってからトライしよう

市販で販売される多くのマヨネーズは、熱を加えてサルモネラ菌を死滅させてから菌が繁殖しないpHの値に揃えるために酢を加えています。

他にも水分活性や衛生環境などの兼ね合いから離乳食で手作りのマヨネーズを食べさせることは避けた方が無難でしょう。

無添加や卵にこだわりがある場合は、酢の量や油、塩の量を減らしすぎないように注意して手作りしてください。

マヨネーズを使ったを使った離乳食のレシピ

ここではマヨネーズを使った離乳食のレシピを一部紹介します。

マグロのマヨコーン(後期)

<材料>

  • マグロ(赤身で脂質が少ないもの) 15g
  • ホールコーン 5g
  • マヨネーズ 少々

<作り方>

  • ホールコーンを包丁で細かく砕きマヨネーズと和える
  • サクのマグロを火が通りやすいようにスライス
  • アルミホイルに具材をくるみ、フライパンで加熱する

一緒に食べるハムとマヨネーズのトースト(完了期)

<材料>

  • はじめのほうれん草(ほうれん草のペースト)
  • ハム 
  • 食パン
  • マヨネーズ

<作り方>

  • 食パンを必要枚数用意する
  • ロースハムに解凍したはじめのほうれん草を載せる
  • マヨネーズを上から軽く塗る
  • トーストで焼き目が着くまで加熱

まとめ

今回は離乳食におけるマヨネーズについてまとめて見ました。塩分や脂質などを確認しながら離乳食に活用してみてください。

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