【離乳食】アスパラガスはいつからOK?初期・中期・後期別の進め方&簡単レシピ

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

甘くて栄養満点!春が旬のアスパラガスを離乳食に取り入れてみませんか?

アスパラガスは、ほんのりとした甘みと豊かな栄養で、赤ちゃんの離乳食にぴったりの食材です。葉酸もたっぷりなので、ママの体にも嬉しいですね。

この記事では、離乳食におけるアスパラガスの開始時期から、時期別の進め方、栄養価、そしておすすめレシピまで、詳しく解説します。

「そろそろアスパラガスを試してみたいけど、いつから?」「どんな風に調理すればいいの?」そんな疑問をお持ちのママ・パパはぜひ参考にしてください。

アスパラガスは離乳食でいつから使える?

一般的に、アスパラガスは離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)から取り入れられることが多いです。穂先は甘く柔らかいため、赤ちゃんも食べやすいでしょう。

太くてツヤのある旬のアスパラガスは、繊維質が少なくより美味しく食べられます。春に出回る新鮮なアスパラガスを選んであげてくださいね。

なぜ春が旬なの?

アスパラガスは、たけのこと同じように地下茎から伸びる新芽を食べる野菜です。成長すると背丈を超えるほど大きくなります。日本では5月頃が露地物の旬で、特に甘みが強く美味しくなります。

離乳食にアスパラガスを取り入れるメリット

  • 手づかみ食べにもペーストにも使える: 離乳食の様々な段階で活用できます。
  • 栄養豊富: ビタミン類やミネラル、アミノ酸の一種であるグルタミン酸やアスパラギン酸を含み、緑黄色野菜の中でも食べやすいのが特徴です。

月齢別の進め方:量と固さの目安

赤ちゃんの成長には個人差がありますので、様子を見ながら調整してください。

  • 離乳食初期(5〜6ヶ月): 日本ではまだ使いませんが、海外ではペースト状にしたものが用いられることもあります。
  • 離乳食中期(7〜8ヶ月): 細かくみじん切りにして、1回あたり20〜30gを目安に。
  • 離乳食後期(9〜11ヶ月): 5〜8mm幅にカットして、手づかみ食べに挑戦!1回あたり30〜40gを目安に。他の野菜と組み合わせる場合は量を調整しましょう。
  • 離乳食完了期(12〜18ヶ月): 細かく切ってチヂミやおやきにしたり、穂先をそのままソテーしたり。1回あたり40〜50gを目安に。

アスパラガスの栄養価

グリーンアスパラガスには、βカロテン、ビタミンC、葉酸が豊富。その他、アスパラギン酸、ビタミンB1・B2、カリウム、食物繊維など、バランスの良い栄養が含まれています。

鉄分豊富な牛肉と組み合わせて使う

牛肉には、離乳食期に不足しがちな亜鉛や鉄分が豊富に含まれています。脂肪分の少ない部位を選んで、アスパラガスと一緒に調理するのも良いでしょう。

内部リンク: 鉄分足りてる?赤ちゃんの鉄分不足を離乳食でどう補うか

アスパラガスのアレルギーについて

ごく稀にアレルギー反応が起こることがあります。初めて食べさせる食材がある場合は、様子を見ながら少しずつ食べさせる様に心がけましょう。

グリーン?ホワイト?どちらを選ぶ?

  • グリーンアスパラガス: βカロテンやビタミンC、ビタミンK、葉酸などの栄養素を豊富に含みます。
  • ホワイトアスパラガス: アスパラガス特有の青臭さが抑えられ、甘みも強く繊維が柔らかいため、食べやすい点がメリットです。

最初はグリーンアスパラがおすすめです。食べにくそうにしている場合は、ホワイトアスパラガスに切り替えてみましょう。

下ごしらえのポイント

離乳食では柔らかい穂先を使います。基本的には筋を取る必要はありません。筋がある部分を離乳食で使う場合は、軽く下茹でをしてピーラーを使い厚く皮を剥きます。

冷凍保存も可能

塩水でさっと下茹でをして冷凍すると綺麗に保存することが可能です。冷水で粗熱を取り、キッチンペーパーでしっかりと拭き取ってから冷凍しましょう。

簡単!アスパラガス離乳食レシピ

アスパラガスのペースト(離乳食中期:7〜8ヶ月頃)

  • 材料: アスパラガスの穂先 数本
  • 作り方:
    1. アスパラガスの穂先を食べやすい大きさにカットする。
    2. 沸騰したお湯で3〜5分茹でる。
    3. 裏ごしするか、ブレンダーなどで滑らかにする。
    4. 冷凍保存する場合は、製氷皿などに入れて凍らせる。

アスパラガスの肉巻き(離乳食後期〜完了期:9〜18ヶ月頃)

  • 材料: アスパラガス 数本、しゃぶしゃぶ用牛肉または豚肉 数枚、油 少々、醤油(風味付け程度)
  • 作り方:
    1. アスパラガスの筋を取り、手づかみしやすいサイズにカットする。
    2. カットしたアスパラガスを下茹でする。
    3. アスパラガスを牛肉または豚肉で巻く。
    4. 油をひいたフライパンで焼き色がつくまで炒め、仕上げに醤油で軽く風味をつける。

手づかみ食べの際は、目を離さず、赤ちゃんがむせないように注意しましょう。

まとめ

アスパラガスは、離乳食の強い味方になってくれる食材です。ぜひ、色々なレシピに挑戦して、赤ちゃんと一緒に食の楽しさを体験してくださいね!

ファーストスプーンでは、これからも離乳食に関する様々な情報をお届けしていきます。気になる食材があれば、ぜひチェックしてみてください。

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