公開日: ファーストスプーン食育編集部

0歳・1歳児の慣らし保育スケジュール完全ガイド|期間・離乳食の進め方と食べない時の対策

子どもが1歳目前になると職場復帰を見据えて保育園に預ける家庭が多く、「授乳や離乳食、朝寝のタイミングはどうすればいい?」と悩むママ・パパは多いはず。
慣らし保育は1週間~2週間程度のスケジュールで行われる園がほとんどです。子どもの様子を見ながらひとりひとりに合ったペースで進めていきます。
この記事では0~1歳児の慣らし保育スケジュールや内容、気をつけると良いポイントや離乳食を食べないときの対策まで詳しくご紹介します。

0歳児の慣らし保育の期間はどれくらい?基本のスケジュール例

実際にどのようなスケジュール感で慣らし保育が進むのでしょうか。1週間~10日パターン、2週間パターン、0歳・1歳の慣らし保育の違いについて見ていきましょう。

【1週間〜10日パターン】標準的な時間推移とステップ

標準的なのは1週間~10日で進められるパターンです。

  • 1~2日目:預かり時間は1~2時間。遊び、水分補給ができるかを見守ります。
  • 3~4日目:午前いっぱい預かり、給食や離乳食を食べられるか様子を見ます。
  • 5~6日目;お昼寝まで時間を伸ばし、少しずつステップアップ。
  • 7日目以降:おやつの時間~通常保育へと移行していきます。

慣らしが進むペースは子どもによって差があります。まずは1時間から預けてみて、その後段階を踏み、給食やお昼寝までと少しずつ進めていきます。
また、休日や連休をはさむと前の段階に戻る場合もあることを想定しておきましょう。

【2週間パターン】月齢が低い・ゆっくり慣らす場合のスケジュール

低月齢の赤ちゃんや、人見知り・場所見知りが強い子の場合、余裕を持って2週間で進められるパターンもあります。

  • 1週目前半
  • 午前の数時間でお迎え。ママ・パパと離れ、周りの環境に慣れる。
  • 1週目後半
  • ミルク・給食まで。機嫌や体調を見つつ、保育時間を少しずつ増やす。
  • 2週目前半
  • お昼寝まで。寝つきの様子、起きた後の機嫌などを確認。
  • 2週目後半

様子を見ながら通常保育に近づける。仕事復帰を見据えて園と連携。

スモールステップで少しずつ丁寧に寄り添って進めていくのが2週間パターンです。体調が優れないときは無理に登園させず、スケジュールを園と相談・調整しましょう。

0歳児と1歳児の違いは「授乳(ミルク)と朝寝」のタイミング

0歳児の慣らし保育で、1番悩むポイントは「朝寝と登園時間が重なりやすい」ことです。眠気でぐずりだした子どもを預け、園でも慣れない環境で不安から寝られず、そのままお迎え、なんてことも珍しくありません。
朝の家庭での授乳や起床時間の調整、さらには前日の寝る時間なども逆算して生活リズムを調整できると、通常保育へのスムーズな移行の助けとなります。園と家庭の生活リズムの差を少なくすることで子どもの負担も減り、安心した保育園生活へと近づけるでしょう。

慣らし保育中の「離乳食・ミルク」はどうする?園と家庭の連携ポイント

慣らし保育期間中の家庭での離乳食や授乳時の調整ポイントをまとめました。

1〜3日目(午前お迎え)の日の離乳食・授乳タイミング

園でミルクを飲まずに帰宅した場合は、帰宅後すぐに授乳し、離乳食は赤ちゃんの様子を見ながらお昼頃にあげる方法があります。
授乳のタイミングや食べた量など、園での様子を保育士と共有し、家庭での調整時にいかしましょう。

午前お迎え時のタイムテーブル例

  • 9:00:登園・健康チェック家庭での睡眠・授乳・体調などを保育士に伝える。
  • 9:30:室内遊び・ふれあい、保育士との関わりや慣れたおもちゃで安心して過ごす。
  • 10:00~11:00:お迎え(1~2日目)、慣れてきたら遊びや授乳などの時間をのばし、離乳食も経験する。
  • 11:00~12:00:給食・離乳食(3~4日目)、アレルギーなどがないか、食べられる食材を事前に確認。

園での離乳食・ミルクが始まる日(3〜4日目頃)の注意点

保育園で離乳食やミルクが始まるときに、朝の授乳・離乳食の時間から園の給食時間までの流れを意識することが大事です。
給食は11時~11時半頃に始まる園が多いため、3つのポイントを意識してみてください。

朝の離乳食は登園前に済ませる

無理に早めたりせず、食べた時間や量を園と共有する。

朝食の量を無理に増やさない

給食のために量を変えることはせず、普段の食事量を基本にする。

ミルクは普段の授乳時間を考慮する

朝の授乳と給食までの時間を、空腹すぎず満腹すぎない状態になるように園と相談する。


離乳食のステップアップの具合は子どもによって差があります。保育士と離乳食・ミルク時の様子をよく共有し、園と相談しながら進めましょう。

慣らし保育中は「新しい食材(未食食材)のチャレンジ」をお休みするのが無難

生活が変化する時は大人でもストレスがかかり、疲れから体調を崩すことも。慣らし保育中の離乳食の内容は食べ慣れた食材や好んで食べるものを準備し、新しい食材へのチャレンジはお休みするのがよいでしょう。
園に伝える必要のあるアレルゲンチェックは、週末や慣らし期間が落ち着いてから行いましょう。園によっては給食の慣らしが始まる前に、食べたことのある食材にチェックをし、園で出るもので食べたことがないものがあれば家庭で練習する場合もあります。

慣らし保育で「離乳食やミルクを食べない・飲まない」時の原因と対処法

少しずつ保育時間がのびてきたけれど、離乳食やミルクを口にできないと困ってしまいますよね。このような場合の原因と対処法を見ていきましょう。

なぜ拒否する?環境の変化・スプーンや哺乳瓶の違い・眠気

小さな赤ちゃんにとって、環境の変化は大きく影響します。園生活の練習が始まり、慣らし保育前は離乳食を食べていた子も、環境の変化から食べなくなってしまう場合もあります。

慣れない場所や保育士に対する警戒心、スプーン・哺乳瓶が普段と違い気になる、泣き疲れて眠くてたまらないなどが原因である場合も。拒否が長く続くと、保育時間がのびずにママ・パパの心配事も増えるでしょう。

原因の特定は難しいですが、赤ちゃんがスムーズに適応できるようサポートしましょう。離乳食に集中できる環境か確認したり、園で使用するスプーンを自宅でも使用して慣れさせてみたりすると改善への糸口が見つかるかもしれません。

園で食べなかった日のお迎え後・帰宅後のフォロー方法

園で食べられなかったからと言って急いで何か食べさせないと、と焦る必要はありません。

  • スキンシップをとるなど、まずは安心させる。
  • 慣れた食材を選び、赤ちゃんの食欲に合わせる。
  • 食べなくてもミルクで栄養補給できればOK

お迎えの時にどれくらいの量の離乳食を食べたか、ミルクは何ml飲めたか、嫌がる時はどんな様子だったかを保育士に確認しましょう。ママ・パパがゆったりとした気持ちで構え、赤ちゃんが安心して食べられる状態に整えます。

慣らし保育が延びそう…仕事復帰日に間に合わない時の相談先

慣らし保育が思うように進まないと、「仕事復帰に間に合わないかもしれない…」と不安に思うママ・パパは多いはず。
家庭のサポート状況や職場への共有状況を園に伝え、園からの協力を仰ぎましょう。
ママ・パパは在宅ワークや有休の使用などを分担すると、負担が偏らずに復帰予定日を調整できます。
職場には「復帰予定日に間に合わないかもしれない」とわかった時点で事前に共有し、段取りをつけておきましょう。

慣らし保育の空き時間、親は何をして過ごす?おすすめToDoリスト

慣らし保育期間中はママ・パパのひとり時間ができます。何をして過ごすのが良いでしょうか。おすすめをご紹介していきます。

緊急呼び出しに備えつつ「復職後の時短家事・離乳食オペレーション」を整える

この期間にしておくと良いことは、職場へ復帰した後の時短家事や、離乳食を子どもに食べさせるまでのオペレーションの確認です。料理は焼くだけ、レンジでチンするだけなど工程が少ないレパートリーを持っておくと仕事終わりに焦らずに済みます。
平日、仕事が終わってからの夕食までの流れのイメージトレーニングをしたり、必要に応じてネットスーパーや個人宅配の手配をしたりなどの準備もしておくと、必要以上にバタバタせず対応できます。
食材の下準備や冷凍ストックを準備しておくとすぐに食事ができて楽チンです。離乳食を作り置きして冷凍したストックや市販のベビーフードも使用し、タイムパフォーマンスを重視した方法を考えておきましょう。
保育園からの呼び出しにも対応できるよう、遠方や長時間の外出は控えるのが無難です。

親自身も緊張している時期!束の間のひとり時間でリフレッシュを

子どもがいてなかなかできなかったことをすると、気分転換になりますよね。近所のカフェで過ごしたり、動画配信サービスを利用して見たかった番組を見たりなど、ひとりで過ごす時間を楽しみましょう。

心配ばかりしているときりがありません。ママ・パパも緊張している時期で、心が休まらない日も多いはず。自分自身を大切に、労る時間を意図的に作りましょう。好きなスイーツを食べたり、送迎の車の中で好きな音楽を聴いたり、自分の心に栄養を与えてあげます。お迎えの時の子どもの笑顔が楽しみになりますね。

慣らし保育は焦らず親子のペースで。復職に向けて少しずつ準備しよう

慣らし保育は子どももママ・パパも多かれ少なかれ心配や緊張をして、それでも新しい生活に少しずつ慣れていく期間です。

どっしりとした気持ちで構え、小さな「できた!」や変化に着目し、小さな体で頑張っている子どもを優しく褒めてあげましょう。ママ・パパ自身のひとり時間も大切にし、リフレッシュすることを忘れないでくださいね。

また、ママ・パパの復職後の生活をスムーズにするための大切な期間でもあります。小さなことでも園と情報共有すること、家庭での生活リズムを整えること、復職準備を無理なく行うことが大切です。

慣らし保育期間中は離乳食を食べていた子も食べなくなってしまう場合があります。子どもに寄り添い、スプーンを変えてみたり、離乳食の固さを変えてみたり対処法をいくつか試してみましょう。「食べない」ことだけを見るのではなく、食べない理由はどこにあるのか、機嫌や体調は問題ないか、睡眠は十分とれているかなど複合的に見て様子を見守りましょう。

保育園に慣れるまでにかかる日数や、離乳食・ミルクの進み具合は、早い子もいればゆっくりの子もいます。月齢だけで判断せず、親子にとって無理のないペースで進めていきましょう。

予定通りに進まなくても問題ありません。家族と事前に話し合った対応方法を1つずつ試してみて、少しずついっしょに園生活に慣れていきましょう。慣らし保育期間は子育てにおいてとても大切な1ページになるはずです。大変なこともありますが、成長の貴重な瞬間を噛みしめて充実した時間を過ごしましょう。

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