離乳食で肉じゃがを取り入れよう!取り分けのポイントと作り方やレシピについて
日本の家庭料理と言えば肉じゃがを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?今回は離乳食で肉じゃがを作る方法とレシピについてまとめてみました。
離乳食で肉じゃがは中期や後期から
離乳食で肉じゃがは、離乳期の早い段階から用いることができる料理です。中期頃からじゃがいもと肉・野菜を煮込んだものを「肉じゃが」と呼称される方もいらっしゃいます。
9〜11ヶ月頃(離乳食後期)から味付けのベビーフードが出てくるため、それに合わせるような形で肉じゃがに挑戦される方が多いです。
ほどんどの料理が赤ちゃん向けにアレンジされるため、じゃがいも+肉・野菜で肉じゃがと呼称しても差し支えないでしょう。
カレーより肉じゃがの方が離乳食向き?
肉じゃがといえば、カレーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?日本式の欧風カレー用ルーは、2/3が油脂と小麦粉でかなりヘビーな料理になります。
肉じゃがからスタートして慣れてからカレールーを使った料理に挑戦してみる流れがスムーズと言えます。
肉じゃがに味付けは必要か?
離乳食味付け論には、様々な意見がありますが、酵母エキスや〇〇エキスなどの濃縮物を用いて無調味料を謳うのならば、醤油や塩を使った方が良いです。
味の濃さについては食塩相当量0.5g未満に収まる程度が良いと思われます。味付けは必ずしも必要ではありませんが、無理をするぐらいなら思い切って使いましょう。
肉じゃがを時短で作る方法
炊飯器を使って肉じゃがを作る方が一定数おられますが、機能として設定されていない場合吹き出し口に食材が詰まって故障リスクがある点に注意しましょう。
おすすめとしては電子レンジで調理する方法が自担かつ、比較的安全に調理することが可能になります。
使い方としては、じゃがいも、にんじん、肉を食べやすい大きさにカットし、シリコンスチーマーや耐熱容器に加え数分加熱するだけです。
加熱する際に、お好みで出汁や調味液を加えるとそれっぽい味になります。
その際に必ず水分を加えることを忘れないように注意してください。水気のない状態で細かく刻んだ具材を加熱すると焦げ付いたり、スパークが発生することがあります。
簡単なじゃがいもの皮剥き
包丁やピーラーを使えば皮を剥くことができますが、表面に凹凸があり綺麗に皮が剥けないと言う方も多いのではないでしょうか?
じゃがいもに切れ込みを入れて、電子レンジで数分間加熱し、粗熱を取った後手で皮を剥くと綺麗に皮を剥くことができます。
熱した状態でそのまま皮を剥くと怪我をする
取り分けて作る時のポイント
取り分けて作る場合は、味付けをする前に小鍋で避けるなどの工夫をすると良いでしょう。赤ちゃんに大人と同じ肉じゃがは味が濃すぎる可能性がございます。
味を付けてしまった後であれば、湯掻いてから使用すると柔らかくなり塩分を低減することができます。じゃがいもは煮崩れやすいためなるべく触らないように注意しましょう。
おすすめの肉じゃがを使った離乳食のレシピ
ここでは肉じゃがを使った離乳食のレシピを紹介します。これをベースにアレンジしてみましょう。
鶏もも肉じゃが(中期・後期)
<材料>
- 鶏もも肉 10g
- じゃがいも 20g
- にんじん 10g
- 玉ねぎ 10g
- 水 100cc
- はじめのかつおだし 20g
- 醤油、砂糖(お好みで)
- 油(少々)
<作り方>
- 鶏もも肉の皮を剥ぎ食べやすい大きさにカット
- じゃがいも、玉ねぎ、にんじんはダイスカット、中期は刻む
- 鍋に少し油を加え、鶏もも、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを炒める
- 余分な油をキッチンペーパーで取り除き、水を加える
- 数分を飛ばした中頃でかつおだし、お好みで醤油、砂糖を少々加える
かつおだし香る肉じゃが(後期)
【特徴】
脂質の少ない国産豚のもも肉を使用し、国産の人参、玉ねぎ、じゃがいもを自社で引いたはじめのかつおだしと一緒に煮込みました。
醤油には小麦を使用しておらず有機大豆だけで作るたまり醤油、砂糖は甜菜糖を使用しています。
詳しくはこちら
まとめ
今回は離乳食における肉じゃがについてまとめてみました。肉じゃがは野菜とお肉を同時に取ることができる料理です。積極的に離乳食に用いてみましょう。
ファーストスプーンでは離乳食にまつわる記事をアップロードしています。気になる記事があればもう1記事ご覧いただけますと幸いです。
お問い合わせはこちら!(LINE で質問)