離乳食でレタスはいつから?初期取り入れる際のポイントとレシピについて
こんにちは!ファーストスプーンです。今回は離乳食でレタスを取り入れる際ポイントについてまとめてみました。
シャキシャキとした食感でクセが少なく、ほんのり甘いレタス。サラダやサンドウィッチ、ハンバーガーなどの様々な料理に取り入れられています。
春から夏にかけて旬を迎えるレタスを離乳食に活用してみてください。
レタスは離乳食でいつから使えるの?
離乳食でレタスは初期の頃から用いられることの多い野菜です。レタスは大きく分けて結球する玉レタス(クリスプヘッドレタス)とサニーレタス(リーフレタス)が多く流通しており、離乳食では苦味が少ないサニーレタスがおすすめです。
初期の段階から取り入れる場合は潰してペースト状に。中期以降は、刻みと粗刻みの中間程度、後期完了期については5〜10mmの幅で進捗に合わせてカットするようにしましょう。
水分が多い野菜
レタスは全体の95%以上が水分でできております。野菜の中でもかなり水分量が多く、赤ちゃんに食べさせる場合は、お腹を下さないように注意しながら食べさせてください。
結玉レタス(クリスプヘッドレタス)を用いる場合は、一番外側の葉は筋っぽく硬いため離乳食向きではありません。結球を作る野菜は内側の葉を使うと良いでしょう。
レタスを初期から取り入れる下ごしらえのポイント
レタスには「ラクチュコピクリン」というポリフェノールの一種の苦味を感じる物質が含まれています。レタスの苦味が気になる場合は、ある程度のサイズにカットして軽くブランチングするか、カットしてしばらく水にさらすと軽減します。
離乳期は味覚に敏感なため野菜が食べにくそうにしている場合は積極的にアクをぬくようにしましょう。
切り口が赤くなる部分を食べさせて大丈夫か?
カットしたレタスは切り口が赤く変色することがあります。これはポリフェノールの酸化作用で害があるものではありません。
色が気になる場合は、外して使用するようにしましょう。ツンとした香りやレタスの葉っぱに滑りがある際は腐敗しており、絶対に食べさせないようにしてください。
赤ちゃんに生の野菜をそのまま食べさせていい?
ヨーグルトなど乳製品やバナナ、アボカドなどの皮に包まれて柔らかい果物などは生食されることがあります。
レタスの場合は、葉と葉の間に土が入ることもあり繊維質であることから生食はおすすめできません。
また免疫が落ちている時期であり、誤嚥や消化器官に負担がかかることからレタスの生食は、避けた方が良いです。
レタスを手づかみ食べのパンに挟む際に注意したいポイント
食パンの中には副材料にハチミツが含まれているものも多く注意が必要です。離乳食完了期以降にサンドウィッチのようにして食べさせる場合は、ロールサンドにして提供するとボロボロになりにくくなります。
パンを食べさせる場合は、喉に詰まらせないように注意して食べさせましょう。
レタスの栄養について
日本食品標準成分表(8訂)では、オーソドックスな結玉レタス(クリスプヘッドレタス)で100gあたり11kcalとヘルシーな野菜といえます。ミネラルをはじめとした微量栄養素を満遍なく含みます。
レタスといえば食物繊維を想像される方も多いと思われますが、100gあたり1.1gと標準的な野菜よりやや少ないぐらいの値になります。
比較されやすいキャベツについてはこちら
栄養豊富な野菜と組み合わせる
βカロテンやビタミンE、食物繊維が豊富で甘みのあるカボチャや鉄分が多いほうれん草や小松菜、青梗菜の青菜と組み合わせてあげましょう。
肉・魚類で食べやすい現実的な組み合わせは、牛肉・豚肉や卵、マグロやカツオなどの赤身魚がおすすめです。
レタスのアレルギーリスクについて
アレルギーのリスクが高い特定原材料等に区分さてれておりませんが、ゼロではありません。はじめて食べさせる食材については、ゆっくり食べさせて反応が出ないかチェックするようにしましょう。
新たらしい食材は、病院が開いてる時間帯に食べさせると安心です。
レタスを使った離乳食のレシピ
レタスを使ったレシピを紹介します。離乳食の進捗には個人差があるため少しずつ調整するようにしましょう。
レタスペースト(初期)
<材料>
- レタス 数枚
<作り方>
- レタスの外側をカットして水にさらす
- 軽く水分を絞ったあと、沸騰したお湯にレタスを加え色が鮮やかになるまで加熱する
- ブレンダーを使い細かくペースト状にする
レタスとツナの温野菜(中期)
<材料>
- レタス 20g
- ツナ(水煮缶) 10g
<作り方>
- レタスの外側をカットして水にさらす
- 軽く水分を絞った後、沸騰したお湯にレタスを加えて色が鮮やかになるまで茹でる
- 刻みと粗刻みの大きさを目安に刻む、ノンオイルのツナ缶を和える
レタスと牛肉の中華風味付け(後期)
<材料>
- レタス 20g
- 牛肉 15g
- ごま油 2g
- 醤油 1g
- 砂糖 1g
- 中華だし 少々
<作り方>
- にんじん、レタスと鶏肉を5〜8mmを目処にカットする
- 沸騰したお湯で牛肉を湯がき、レタスを加える
- 引き上げた後、ごま油、醤油、砂糖、中華だしを和える
ひよこ豆とレタスチャーハン(完了期0)
<材料>
- ご飯 80g
- 卵黄 1個
- レタス 20g
- ひよこ豆水煮 10g
- ごま油 小さじ1/2
- 中華だし 少々
- 塩 少々
<作り方>
- ひよこ豆を食べやすいように潰す
- レタスを一口大にカットする
- 卵黄を溶き、油を加えたフライパンで炒める
- ご飯、レタス、ひよこ豆を加えて軽く炒める
- お好みで中華だし、塩を加える
まとめ
今回は離乳食におけるレタスについてまとめてみました。食べやすく微量栄養素を満遍なく含む野菜です。足りない栄養素については他の食材と組み合わせて補いましょう。
ファーストスプーンでは離乳食にまつわる記事をアップロードしています。是非、気になる記事があれば検索してみてください。
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