離乳食でプリンをいつから食べさせていいの?簡単なレシピや市販品について

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

とろけるような舌触りとカラメルのほろ苦く甘い味わいが魅力的なプリン。離乳食で取り入れたいという方も多いのではないでしょうか?

今回は、プリンは離乳食でいつから取り入れることができるのか、簡単なレシピと市販品についてまとめてみました。

離乳食にプリンを取り入れるメリットについて

プリンは卵と牛乳、砂糖が主原料でバランスよく様々な栄養素を含み完全食と言える食べ物です。完了期以降食べムラが起こった際の間食として重宝します。

手軽に様々な栄養を摂取できるプリンですが、赤ちゃんに砂糖の食べさせすぎは良くないとされており、時々食べさせる程度に抑えておきましょう。

離乳食でプリンはいつから食べさせていい?

離乳食向けに調整している場合であれば、適切な月齢からスタートすることができます。

大人向けのプリンの場合は、1歳以降(完了期)から活用するように心がけましょう。

プリンに含まれる乳・卵はアレルギーが多い食材です。プリンを取り入れる場合は、必ず少量から食べさせて様子を見ながら進めるように心がけましょう。

プリンの手作りは難しい?

他のデザートに比べて簡単な方ですが、卵を固める火入れが難しいです。加熱しすぎるとすが入りボソボソとした食感になってしまいます。

砂糖の量を抑えるとより難しくなるため、食べさせる量を減らして調整するように心がけましょう。

卵不使用でプリンを作る方法は?

牛乳だけではプリンは固まりません。寒天やゼラチンを加えて固めるようにしましょう。離乳色の場合は、少量から使える粉ゼラチンが便利です。

ゼラチンを入れすぎて固くなってしまった場合は、温めてプリン液を加えて伸ばすとやり直しが効きます。

簡単にできるプリンの離乳食のレシピ

ここではプリンの作り方を紹介します。

卵と牛乳のみを使った普通のプリン(完了期)

<材料>

  • 卵L 2個
  • 牛乳 300cc
  • 砂糖 30g

<作り方>

  • 卵と砂糖を泡立て器でよく混ぜる
  • 牛乳を少しずつ卵液に加えてよく混ぜる
  • こし器で濾す
  • 耐熱カップに移す
  • 蒸し器で加熱20〜30分程度加熱
  • 固まったら冷やす

はじめのかぼちゃプリン(完了期)

<材料>

  • ・はじめのかぼちゃ 5個
  • ・卵L 2個
  • ・牛乳 300cc
  • ・砂糖 30g

<作り方>

  • はじめのかぼちゃを解凍する
  • 粗熱を取り、かぼちゃと卵と砂糖を泡立て器でよく混ぜる
  • 牛乳を少しずつ卵液に加えてよく混ぜる
  • こし器で濾す
  • 耐熱カップに移す
  • 蒸し器で加熱20〜30分程度加熱
  • 固まったら冷やす

砂糖を使わないバナナプリン(完了期)

<材料>

  • バナナ 100g
  • 卵L 2個
  • 牛乳 200cc

<作り方>

  • バナナのヘタを落としてオーブンで5分程度焼く
  • バナナをこそぎ、裏ごしして冷ます
  • 牛乳、卵、バナナをよく混ぜて濾す
  • 耐熱カップに移す
  • 蒸し器で加熱20〜30分程度加熱
  • 固まったら冷やす

大人向けの市販品を選ぶポイント

大人向けのプリンを活用する場合は、脂質が多く含まれている生クリームが入っていないものを選びましょう。また輸送に耐え品質を安定させるために糊料(増粘多糖類)が使われていることがあります。

用途は若干異なりますが、ベビーフードでも活用されているため気にしなくても大丈夫です。

メーカーによって「1歳以降から食べさせるように」という回答が出ているものがあり、推奨に合わせて進捗しましょう。

なるべく原材料がシンプルなプリンを選ぼう

同じような原材料での商品が複数存在する場合は、原材料表記がシンプルなものを選ぶように心がけましょう。市販品で乳・卵、砂糖だけで構成されているプリンは珍しく、ある程度の妥協が必要になります。

目安量と頻度について

目安量としては、カラメルを除き1/4以下の量に抑えるようにしましょう。血糖値が上がりやすい砂糖を大量に食べさせない方が良いとされており、少量に留めておきましょう。

ただし離乳食用に調整されたプリンはその限りではございません。表記のある量を食べさせましょう。

頻度2〜3週間に1回程度に抑えて、食事を取らない時に活用する方が良いと思います。

手作りプリンはどれくらい日持ちするか

乳・卵を用いるためかなり短いです。長くとも3日以内に使い切った方が良いとされています。

練乳やジャム・コンポートのように水分が少ない場合、砂糖による保存が効きます。プリンは水分が多いため賞味期限を伸ばすほどの効果は得られにくいです。

プリンは冷凍保存ができるの?

冷凍することは可能ですが、解凍する際にビシャビシャになり残念な食感になります。

冷凍しても食感を損なわないようにするためには、材料や調理方法に工夫が必要で、チルドのプリンの味を完全に再現することは難しいです。

凍らせてしまった場合は、大人が食べるためのアイスのような用途で消費しましょう。

まとめ

今回は離乳食におけるプリンについてまとめてみました。砂糖が多く含まれており、食べさせる量に注意して進めましょう。

ファーストスプーンでは離乳食にまつわる記事をアップロードしています。気になる記事があればご覧いただけますと幸いです。

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