離乳食でハンバーグはいつから?手づかみ食べに使う上で注意したいポイントやレシピ
肉汁たっぷりでジューシーなハンバーグ、子どもから大人まで幅広い支持を得ています。今回は離乳食におけるハンバーグはいつから使えるのか、手づかみ食べに使う上で注意したいポイントやレシピについてまとめてみました。
離乳食でハンバーグはいつから食べさせていい?
ハンバーグは離乳食の後期頃から使うと良いとされています。というのも後期の硬さの目安として肉団子が用いられており、類型されるハンバーグも同じ開始時期と考えられています。
肉団子、ハンバーグ含め気になる面として脂質が考えられ、脂身が多いひき肉を使用したり、揚げる工程を挟むとカロリーが高くなります。
ひき肉の脂質について
通常のひき肉は、赤身と脂身をミックスしてミンチされています。比率としてはわからない部分が多いのですが、表面を見て白い部分が多いものに関しては、避けた方が良いでしょう。
日本の成分基準としては、上ひき肉として市販されている脂肪含量15 %を使用しており、一般的なひき肉と比較した場合やや脂質が低い傾向にあると思われます。
ひき肉の中身が気になる場合は、ミンサーや食肉用のブレンダーを用いて赤身の肉をミンチにすると良いです。その際、生食用のブレンダーと食肉用は使い分けるように心がけましょう。
合い挽き肉は離乳食に使って良いか
アレルギーの反応を見るという観点では、あまり好ましくないと思われますが、すでに牛・豚肉を食べても大丈夫とわかっている場合は気にしなくても大丈夫でしょう。
アレルギーに関しては個人差が大きく出るため、28品目ついては注意をして食べさせるようにしましょう。
おすすめのお肉
離乳食のハンバーグでよく使われるお肉は、皮無しの鶏もも肉や豚肉のヒレやモモが多いです。少量であれば、包丁でも調理することは可能ですが、食感にムラが出やすいためしっかりと叩くように心がけましょう。
牛肉は脂質が高いことから開始時期がやや遅く、鶏肉と豚肉に慣れてから考えても良いかもしれません。
豆腐を入れてまとめる方法
豆腐ハンバーグがうまく固まらない原因は、豆腐の水分によるところが大きいです。絹ごし豆腐ではなく、木綿豆腐を使いしっかり水分を切ってから混ぜ込みましょう。
ボロボロに崩れてうまくいかない時は、パン粉や卵、片栗粉などのつなぎを用いると失敗する確率を抑えることができます。
絹ごし豆腐と木綿豆腐の違い
絹ごし豆腐は、豆乳に豆腐凝固剤(にがり、すまし粉)などを加えて固めた滑らかな食感が特徴的です。木綿豆腐は絹ごし豆腐を崩して圧力を加えて水を絞って固めたものになります。
絹ごし豆腐は水分が多く滑らか、木綿は大豆の風味が強く弾力がある豆腐で調理方法によって使い分けられております。
ナツメグは避けた方が良い
ナツメグは食べすぎると中毒症状が発生する可能性があります。ごく少量であれば問題ありませんが、万が一入れすぎることも考慮して手作りする場合は外した方が良いでしょう。
ハンバーグに風味付けをしたい場合は、バジルやタイムなど体に優しいものがおすすめです。
手づかみ食べに挑戦する際に注意したいポイント
食べやすい大きさに調整すること、目を離さないことが重要です。喉に食べ物を詰まらせる可能性があり、最初は柔らかい野菜や果物から初め、慣れてきたらハンバーグやおやきのような固形物にチャレンジしてみましょう。
他にも床が汚れないように水気を切ってあげると良いです。食べ遊びでご飯を投げ捨ててしまったり、グチャグチャにしてしまうこともあり、後片付けを意識して作ると後が楽になります。
ハンバーグの冷凍保存方法
水分をしっかり持った状態で豆腐ハンバーグを冷凍すると、解凍時にスポンジのように水が抜けてしまうことがあります。対策としては豆腐の水分をよく切ってからハンバーグを作ることと、豆腐のかたまりができないようにしっかりとタネを練り込むことが重要です。
生のまま冷凍するのではなく、焼いたものを冷凍すると加熱する際に型崩れするリスクを抑えることができます。気になる場合は、パン粉や卵などの繋ぎを入れて上ましょう。
離乳食におけるハンバーグのレシピ
ここではハンバーグについてレシピを紹介します。進捗には個人差があるため調整しながら進めましょう。
まとめて作る鶏ひき肉と豆腐のハンバーグ(後期)
<材料>
- 鶏ひき肉 100g
- 木綿豆腐 100g
- 塩 少々
- 油 適量
<作り方>
- 木綿豆腐の水気をしっかり切る
- 細かく豆腐を潰してひき肉、塩を加えて混ぜる
- 食べやすい大きさに形を整える
- フライパンで焼き目を付けながら中心まで火を通す
つくねバーグの甘酢あん(完了期)
豆腐を用いて脂質を抑えながら鶏肉の旨味を引き出した和風ハンバーグです。隠し味にかつおだしを加えることでグッと旨味を引き出しています。
【内容量】
つくねバーグの甘酢あん(12〜18ヶ月)×3袋
対象年齢:12~18ヶ月
売価:1,350円(税込)
詳しくはこちら
和風あんかけハンバーグ(完了期)
【特徴】
豆腐を用いて脂質を抑えながら豚肉の旨味を引き出した和風ハンバーグです。隠し味にはじめのかつおだしを加えることでグッと旨味を引き出しています。
【内容量】
和風あんかけハンバーグ(12〜18ヶ月)×3袋
対象年齢:12~18ヶ月
売価:1,350円(税込)
詳しくはこちら
まとめ
今回は離乳食におけるハンバーグについてまとめてみました。子供に人気のメニューであるハンバーグを離乳食に上手に取り入れてみましょう。
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