離乳食で納豆はいつから?メリットと量や大きさ、そのまま食べさせても大丈夫?
こんにちはファーストスプーンです。今回は離乳食で納豆はいつから使えるのか?取り入れるメリットや食べさせる量・大きさ、そのまま食べさせるても大丈夫か?などの離乳食における納豆の疑問点をまとめてみました。
様々な栄養素をバランスよく含む発酵食品の納豆。これを機会に納豆を離乳食に取り入れてみましょう。
離乳食で納豆はいつから使えるの?そのまま使える?
離乳食で納豆は、離乳食の中期頃から取り入れられる食材です。加熱については不要とされています。
大きさの観点から離乳食で納豆を用いる場合は、丸大豆の納豆ではなくひきわり納豆を使用すると刻む必要な無く便利です。
ひきわり納豆はどんな納豆?
普通の納豆は、丸大豆を浸漬させたものを蒸煮し、納豆菌を付着させて熟成させます。ひきわり納豆の場合は、浸漬させる前に大豆をひき臼のようなもので細かく砕き、皮を取り除いたものを浸漬させます。
通常の納豆に比べて皮がない分、食感が柔らかく吸収しやすい点が特徴です。
納豆を離乳食で取り入れるメリット
納豆はたんぱく質や食物繊維、ビタミンK、鉄分などの様々な栄養素を豊富に含む点が大きな魅力です。
元々栄養価が高い大豆を柔らかく食べやすい形状に加工しているという点が大きなメリットでしょう。また調理が不要で離乳食に取り入れやすいという点も良いところです。
納豆ネバネバは落とした方が良いか?
ネバネバの主成分はアミノ酸と糖でできております。体に悪いものではありませんが、気になる場合は、電子レンジで加熱したり、茹でてあげましょう。
電子レンジで加熱する方法も有効です。必ず別の容器に移してから加熱するようにしましょう。そのままだと耐性がなく、容器が破裂したり、材質が溶け出す可能性があります。
納豆を湯通しする際のポイント
ざるに納豆を入れてお湯で湯がきます。滑りが取れてきたら引き上げて水気をしっかり切りましょう。納豆菌は洗っても加熱しても死なない強力な菌です。持ち込みNGの職業もあるため、注意して湯通ししましょう。
納豆を食べさせる量と大きさ
離乳食中期の段階は、すり鉢で軽く潰して使用します。離乳食の後期以降については、ひきわり納豆がおすすめです。粒の大きさに合わせて適宜潰してあげましょう。
目安の量は10〜20gぐらいがおすすめです。納豆のネバネバで汚れた調理器具はお湯につけたり、酢をかけると汚れを落としやすくなります。
納豆は冷凍しても大丈夫?
納豆菌は耐性が強いため、冷凍しても死滅しない菌です。納豆が余る場合は、パックごと冷凍するようにしましょう。
凍らせてから調理することで粘り気を抑えられ、調理を簡単にすることができます。
納豆に付属するタレやからしは使えるの?
からしは刺激物のためおすすめできません。付属のたれについては、醤油とコーンシロップ、砂糖などの糖とうま味調味料で構成されています。
減塩ではない生醤油をそのままかけた場合に比べてると、塩分を抑えることができるため、適量であれば影響はないと思われます。
全体の塩分量をみてタレを調整するようにしましょう。
甘納豆は離乳食におすすめできない
甘納豆は、大豆を蒸して発酵させる食品ではなく大豆や白花豆やうぐいす豆を砂糖漬けしたものです。納豆とは関係がありません。
表面に砂糖がまぶされており、非常に甘く気軽に食べることができますが、糖分が高すぎるためおすすめできません。離乳食に間違えて使用しないように注意しましょう。
納豆を使った離乳食のレシピ
ここでは納豆を使った離乳食のレシピを紹介します。お子様の様子に合わせて量や固さを調整するようにしましょう。
納豆ご飯(中期)
<材料>
- ひきわり納豆 10g
- おかゆ 80g
- かつおぶし 少々
<作り方>
- ひきわり納豆をすり鉢で擦る
- おかゆを解凍して納豆を乗せ、花鰹を散らす
納豆ベビーうどん(後期)
<材料>
- ひきわり納豆15g
- オクラ 20g
- かつおぶし 少々
- ベビーうどん 30g
- タレ 少々
<作り方>
- オクラを板摺してうぶ毛を取る
- ベビーうどんとオクラを茹でる
- オクラを細かく刻む、ひきわり納豆とタレを混ぜる
- ベビーうどんの上に具材を乗せる
納豆としらすの3色和え(完了期)
<材料>
- ひきわり納豆 15g
- しらす 5g
- 小松菜 20g
- にんじん 10g
- タレ少々
<作り方>
- 小松菜とにんじんを茹でて刻む
- しらすを茹でて塩を抜き、ひきわり納豆と他の具材を和える
納豆とプチトマトのパスタ(完了期)
<材料>
- ひきわり納豆 15g
- プチトマト 1個
- オクラ 10g
- 刻みのり 少々
- マカロニ 50g
- タレ 少々
<作り方>
- オクラを板摺してうぶ毛を取る
- マカロニと野菜を茹でる
- マカロニを食べやすいように刻み、具材を散らす
- タレをかけて完成
まとめ
今回は離乳食における納豆についてまとめてみました。扱いには注意が必要ですが、タンパク質、食物繊維はじめ様々な栄養を豊富に含みます。
上手に使い分けて離乳食に取り入れてみましょう。ファーストスプーンでは離乳食にまつわる記事をアップロードしています。
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