離乳食のお肉はいつから?お肉の進め方・調理ポイントから注意点まで解説!
筋肉や血液を作るタンパク質。離乳期を進めていくと最初は卵黄や豆腐、白身魚から初めていくご家庭が多いと思います。
赤ちゃんにとってお肉を食べることは人生初めての経験です。個人差が大きい部分なので赤ちゃんの進捗に合わせて使うお肉をセレクトしていきましょう。
離乳期でお肉はいつから食べられる?
厚生労働省の基準では5〜6ヶ月から卵黄、豆腐、白身魚を試してみることが推奨されています。鶏、豚、牛に関してはだいたい7ヶ月ごろから脂質の少ない部位を使用します。
鶏→牛→豚のような順序で進められるケースが多いです。
ささみから進められ、慣れれば牛肉のヒレや脂身の少ない部位、豚肉のヒレ肉や脂身の少ない部位へと食べられるお肉の種類を発展させていきます。
豆腐含め、白身魚にも脂質が含まれているので脂身を削り赤身の部分を食べさせることを心がければ概ね大丈夫でしょう。
ひき肉について
多くの離乳食の本でひき肉を使うことを推奨されていますが、油を気にするのであればひき肉を使用せずフードプロセッサー等で脂質の少ない部位でミンチにする方が良いかもしれません。
お肉屋さんでミンチにしてもらうなど工夫ができればいいのですが、市販のひき肉は見た目以上に含まれているケースが多いです。
離乳食で使う場合は、赤身ひき肉と記されているものを選ぶようにしましょう。
お肉を始める場合に気を付けること
鶏、豚、牛は特定原材料に準ずる21品目の中に含まれています。日中病院が空いている時間に挑戦した方が良いかもしれません。
肉のアレルギー自体比較的少ないアレルギーですが、念の為様子を見ながら食べさせた方が良いでしょう。
離乳食のお肉の進め方は?調理ポイントも解説!
ここではお肉を進める上での調理ポイントや部位についてまとめてみました。
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
鶏肉の進め方
一番最初はささみが良いでしょう。脂質が少なく、解れやすいのでおすすめ。その後胸肉→もも肉のように派生していく流れが良いかと思います。
だいたい鶏は皮を剥げば他の肉の脂質が少ない部位と同じくらいになります。あまりこだわりすぎも良くないので、ささみや胸肉が食べにくそうだったらもも肉に切り替えても大丈夫です。
ささみを調理する際は茹でてから刻むとムラが出てくるのでお肉用のフードプロセッサーがあると便利です。
まとめてペースト状や荒く刻んだ状態にして茹でると大量にストックを作ることができます。また使う分だけレンジで加熱したりすることもできます。
豚肉の進め方
豚肉を使う場合は脂質の少ない部位を使うと良いでしょう。豚のヒレやもも肉などがおすすめです。ロースなどを使う場合は脂身を落とすようにすれば脂質を抑えることができます。
脂質の少ない部位は加熱すると固くなりやすいので細かく刻むようにすると食べやすいです。パサつきがひどい場合はだしなどで伸ばしてあげると食べやすいです。
脂身のトリミングが大変な場合はヒレ肉を使うと削る必要がないので楽に調理できます。
豚肉はビタミンB1が豊富に含まれているのでおすすめです。
牛肉の進め方
牛肉は基本的にトリミングしても脂質が高いものが多いので、できるだけ赤身の部位を選ぶように心がけましょう。
離乳食で使う場合はももやかた、ヒレ肉を使うと無難です。
離乳食でお肉をあげるときの注意点
ここではお肉を子どもに与える上での注意点をまとめてみました。
新鮮なお肉を使う
基本的に流通しているお肉は解凍してあるものが多いので、ドリップが少ないものを選んで使うと良いでしょう。
ドリップの多い少ないであまり栄養価的な差はないのですが、雑菌が繁殖しやすく痛みやすいので別なものを選んであげると良いかもしれません。
酷い場合には、容器を移し替え表面をキッチンペーパーで拭き取ると良いです。水で直接洗うと飛沫して衛生品に付着する恐れがあるため要注意です。
脂身は出来るだけ取り除く
脂身は出来るだけ外し、下痢を起こさないか確認しながら進めた方が良いでしょう。
肉加工品は避ける
ハムやソーセージ、ベーコンといった食肉加工品は塩分や添加物が多いため、離乳期は控えた方が良いでしょう。
幼児食以降で食べさせる場合は、一回下茹でして余分な塩分や脂質を取り除くと食べさせやすいです。
添加物が気になる場合は、食品表示ラベルの原材料名に「/(食品と食品添加物を分けるマーク)」の表記がないものや、原材料がシンプルなものを選ぶと良いかもしれません。
お肉を使った離乳食のレシピ
ほうれん草と鶏肉の猟師風(後期、完了期)
<材料>
- トマト・30g
- 鶏肉(皮を外す)・15g
- ほうれん草・10g
- 玉ねぎ・10g
- オリーブオイル・少々
- 塩・必要あれば少々
<作り方>
- 月齢に合わせ5〜10mmサイズに野菜と肉をカット
- ほうれん草を下茹で
- その間に玉ねぎオリーブオイルで炒める
- 玉ねぎに火が通りしんなりしてきたら鶏肉、トマト、ほうれん草を軽く煮る。水分が飛びすぎる場合は水を加え煮込む
- 必要があれば塩を少々
ポイント
鉄分とタンパク質を取ることができるのでおすすめです。トマトを使うことで味を出しているため余計な調味料を使わずに済みます。
まとめ
今回はお肉の進め方について解説しました。最初は鶏肉から入って脂質の少ないものから徐々に慣れる形が一番ベストです。
離乳期に少量ご飯を作るのは意外と大変。。。大人と食べるものが違うと材料か揃えて一日に6回も作らなければならないことも。。。
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