【離乳食】雑炊ばかりになりがち?中期と後期のレシピと冷凍保存について
こんにちはファーストスプーンです。今回は離乳食の定番の雑炊(おじや)についてまとめてみました。野菜とお肉や魚を混ぜて簡単に調理できて偏りが少なくなる点がとても魅力的な料理です。
便利なので毎日出しがちな雑炊。毎日食べさせて大丈夫なのか、おすすめのレシピと冷凍保存についてなど離乳食における雑炊(おじや)の疑問をまとめてみました。
赤ちゃんに雑炊ばかり食べさせて大丈夫?
インスタグラムやXなどの各種SNSを見てみると、写真映えするような離乳食を食べさせているものを目にと思います。
具材を混ぜ込んだだけの雑炊だけ食べさせるだけではダメなのでは?と思われる方も一定数いるかと思われますが、離乳食で必要なことは食べ物を口に入れることに慣れるという点が大きいです。
飲み込みやすいおかゆに混ぜ込むことで咀嚼を容易にする方法は離乳食以外でも使用されております。
雑炊(おじや)を取り入れるポイントとしてはあまり緩くしすぎないことです。水分を含みすぎるとボリュームが出てきて寧ろ食べにくくなるため注意してください。
栄養面とおすすめの具材は?
入れる具材によって栄養面は異なってきます。鉄分の多いレバーや赤身魚、ほうれん草や小松菜などを加えることによってバランスを取ることができます。
雑炊(おじや)に入れられることの多い「卵」については完全栄養食品と呼ばれており、食物繊維とビタミンC以外の栄養素を含んでいます。アレルギーに注意して取り入れましょう。
卵なしで作る代替品について
卵のように完全栄養食品と謳われることの多い食品は大豆製品と乳製品になります。
離乳食で活用されることの多い豆腐、カッテージチーズを混ぜて上げると良いです。
食材を組み合わせて足りない部分を補いながら料理を構築しましょう。
炊飯器で雑炊を作る場合
雑炊とおじやは炊いたご飯から作るケースが多いです。元々区別としては曖昧なのですが、炊いたお米を洗ったものを雑炊、そのまま使用したものをおじやと呼称しております。
離乳食も同様で炊いた米を雑炊にすると簡単です。
レンジで火を通す時は黄身の爆発に注意して
おじやを加熱する場合、卵をそのまま電子レンジで加熱すると黄身が爆発するため溶き卵をにした状態で電子レンジで加熱してください。
他にも粘性の高いカレーやシチューなども沸騰して飛び散るので注意しましょう。
雑炊を食べさせる時の固さと目安量について
雑炊を離乳食で食べさせる場合の目安量を記載します。離乳食の進捗には個人差があるた注意するようにしましょう。
・離乳食初期の場合
ポタージュやヨーグルト程度が目安の柔らかさになるため米粒がなくなる程度が目安です。
ひと匙ずつ増やしていきましょう。
・離乳食中期の場合
米のつぶつぶ感が残る様に潰します。おはぎ程度のコロコロ感を目指しましょう。米の目安量は50〜80g程度が目安です。
・離乳食後期の場合
ご飯を少し柔らかめに煮込みます。米の目安量は全粥で90g程度が目安になります。食べきれない場合は、具と水分量を調整しましょう。
・離乳食完了期の場合
通常の雑炊と変わらない柔らかさで食べられます。とろみをつけたい場合は、ご飯を洗わずおじやの様にして食べると良いです。
雑炊とおじやどっちが良いか
初期から中期にかけてはとろみをつける場合も多く、米の粘りをそのまま活用するおじや(お粥)がおすすめです。どちらにせよ潰す工程が出てくるので米に含まれるデンプンによって仕上がりは似たような感じになります。
後期以降は赤ちゃんの食べやすさに合わせて米を洗う雑炊にするか、洗わないおじやにするか決めると良いでしょう。
離乳食でおすすめの雑炊レシピ
ここでは離乳食のレシピを紹介します。雑炊にしてうまくお肉と野菜を取り入れてみましょう。
コーンお粥(5〜6ヶ月)
<材料>
- 米(50g)
- 水 500cc
- コーンペースト
<作り方>
- 米を研ぎ30分程度水をすわせます。
- 鍋に水と米を入れて強火で沸騰させます。
- 沸騰したら蓋をして弱火で30分程度煮ます。
- すり鉢で潰してコーンペーストを加え完成です。
ポイント;ご飯から作る場合は4倍程度が目安です。お粥は作るのに時間がかかるため市販品を使うともっと楽に作れます。ささ結びのお粥はこちら
真鯛とほうれん草のおじや(7〜8ヶ月)
<材料>
- ご飯 50g
- 真鯛のそぼろ 10g
- ほうれん草 20g
- 水 150ml
<作り方>
- 規定量より水を少し多めに入れて柔らかめに炊いたご飯を半分食感が残る程度に潰します。
- ほうれん草を茹でてアク抜きし、カットします。
- ご飯、そぼろ、ほうれん草を鍋に加え水を加え煮てとろみをだします。
ポイント:そぼろを作る場合は刺身から調理すると良いです。
ノンオイルシーチキンと小松菜の卵なし雑炊(9〜11ヶ月)
<材料>
- ご飯 80g
- ノンオイルツナ 15g
- 小松菜 20g
- はじめのかつおだし 20g
- 水 140cc
<作り方>
- ご飯を洗い滑りを取ります。
- 小松菜をカット5〜8mmにカット
- ツナ(汁ごと)と小松菜、はじめのかつおだしを加えて強火で沸騰させます。
- その後弱火にしてお好みの固さに合わせて完成です。
卵とわかめの中華風雑炊(12〜18ヶ月)
<材料>
- ご飯 80g
- 卵 全卵 1個
- わかめ 2g
- 小松菜 20g
- 中華だし(商品に合わせて調整)
- ごま 少々
- 塩 少々
- 水 160cc
<作り方>
- ご飯を洗い滑りを取ります。
- 卵を溶き、小松菜を1cmにカットしましょう。
- ご飯、わかめ、小松菜、水を加えて沸騰させます。
- 卵と中華だしを加え弱火でお好みの柔らかさに合わせます。
- 上からごまをかけて完成です。
冷凍したご飯を使っても大丈夫?
炊きたてのご飯に比べると水分が飛んでおり仕上がりが若干変わってくる場合は、水を足したりして調整する様にしましょう。
ちゃんと空気に触れない様に冷凍していたらパサパサで食べられないぐらいの柔らかさになることはないと思うのでお米を冷凍する場合は、冷凍袋に入れてしっかり空気を抜いて凍結しましょう。
雑炊を作り置きするのは大丈夫?
水分が多いので早めに使いきる場合でも冷凍保存する方が良いでしょう。冷凍袋に入れてしっかりと空気を抜いて粗熱を取ってから冷凍しましょう。
雑炊はある程度量ができるため作り置きして適宜レンジや鍋で解凍すると便利です。
まとめ
今回は離乳食における雑炊についてまとめてみました。肉や魚、野菜などを組み合わせてバランスよく食べさせることができるため簡単に調理することができおすすめです。
ファーストスプーンでは離乳食にまつわる記事をアップロードしています。気になる記事があればもう1記事ご覧いただけますと幸いです。
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