【赤ちゃんと旅行・外出】離乳食はどうする?持ち物リスト、市販品の選び方、手作りの注意点を解説
赤ちゃんとのお出かけは、とても胸が躍りますよね。でも、同時に「持ち物は何を準備すれば良いだろう…」「離乳食は何を用意しよう…」と頭を悩ませるママ・パパが多いのではないでしょうか。特に新幹線などの長時間の移動や、ホテルで宿泊する場合などは尚更考えてしまいますよね
このコラムでは、外出先やホテルなどシーン別の具体的な対策と、離乳食の持ち運びのコツなどを紹介していきます。しっかりと準備ができれば、赤ちゃんともっと素敵な時間を作ることができます。悩みを解消して、赤ちゃんとの素敵な思い出を作っていきましょう。
これさえあれば安心!旅行・外出時の離乳食持ち物チェックリスト
赤ちゃんのお出かけを安心して楽しむためにも、離乳食周りの準備は大切です。必須アイテムから、便利グッズなどをまとめてみました。外出される際に是非チェックして下さい。
必須アイテムと便利グッズの紹介
【必須アイテム】
- 携帯用の赤ちゃんスプーン
- 食事用エプロン(使い捨てタイプ・もしくは洗って繰り返し使える布製)
- 離乳食
- ウエットティッシュ
- タオルやガーゼ
- 飲み物用の容器
- ビニール袋
【便利グッズ】
- 使い捨ての紙皿や紙コップ
- 使い捨て容器・小分けパック
- 離乳食用はさみ
- 保冷バック
- 使い捨て哺乳瓶
- 携帯用計量スプーン
- ビニール袋
使い捨てグッズをうまく活用することで、洗い物を増やすことなく衛生的で清潔な状態を保つことができます。
「日帰り」と「お泊まり」のシーン別!持ち物をアレンジする際のポイント
赤ちゃんとの外出は、日帰りの場合とお泊まりの場合で必要な持ち物が変わってきます。それぞれの場面に応じた持ち物のアレンジのポイントをご紹介していきます。
【日帰り】
- 最小限+予備1回分
赤ちゃんの食事回数に合わせて持参する。急な移動トラブルなどに備えてもう一食余分に準備しておくと便利です。
- 軽量化する
使い捨て容器や小分けパックを活用することで、荷物がかさばらず持ち運びやすいです。
- すぐに取り出せる収納
赤ちゃんが泣いてしまった時に、分かり易い場所に離乳食やスプーンを入れておくことが大切です。
【お泊まり】
- 多めのストックを用意する
1泊なら1日分+予備を、2日以上であれば市販のベビーフードの購入を視野に入れましょう。
- 保存を意識する
保冷バックや小型のクーラーボックスを持参し、冷凍が必要な物は避けましょう。
- 洗浄グッズや予備の食器
洗い物を減らすために、使い捨て容器やエプロンを多めに準備しておきましょう。
日帰りでは軽量化と即時性を、お泊まりでは保存と環境対応を意識すると良いでしょう。
また、外出時の快適な移動には体に合った抱っこひもを選ぶことが大切です。抱っこひもの種類や選び方については、こちらで詳しく解説していますので、是非チェックしてみて下さい。
手作り派も市販派も!メリットと衛生的な保存・持ち運びのコツ

手作りの離乳食を持って行くときの保冷方法や食中毒を防ぐための衛生管理
外出前に冷凍庫から取り出し、保冷剤を入れた保冷バックなどでしっかり冷やした状態で冷凍のまま持ち運びましょう。食べる直前に電子レンジや湯煎で加熱解凍すると衛生的にも良いです。また、冷蔵の場合も清潔な密閉容器に入れ、保冷剤と保冷バックで冷やしながら持ち運びましょう。
調理する際は、買ってきた当日に調理し、冷めてからできるだけ早く冷凍・冷蔵保存することで衛生管理を徹底できます。
市販品を活用するメリットと、選び方の基準
移動中や外出先では、市販のベビーフードを活用することがおすすめです。
《市販品を活用するメリット》
- 常温で保存・持ち運びできる物が多く、保冷バックが不要なケースもある。
- 加熱殺菌されているので衛生的で安全性が高い。
- パウチや瓶入りで売っている物が多く、開封後すぐに食べさせられる。
- 持ち運びにも便利。
市販品を活用することにより荷物が軽くなり、時短にもなります。特にパウチタイプは、割れにくくコンパクトでかさばらないので持ち運びにおすすめです。
《選び方の基準》
- 月齢表示をチェックし、赤ちゃんの月齢や発育段階にあったメニューを選ぶ。
- アレルギー対応や特定原材料の有無を確認する。赤ちゃんの体調や好みに合う物を選ぶ。
- 添加物や塩分、砂糖の量が少なく、無添加やオーガニックなど安全性に配慮された物を選ぶ。
- 食べ慣れている味や好きな味を事前に確認しておく。
旅行の準備中や旅行から帰宅した後は特にバタバタして、離乳食作りが大変ですよね。そんな時はファーストスプーンの冷凍ストックがあると安心です。忙しい時は肩の力を抜いて、おいしい離乳食に助けてもらいましょう。是非活用してみて下さい。
【シーン別】乗り物やホテルでの離乳食、どうすればいい?
新幹線や飛行機など、移動中に離乳食をあげる際のタイミング
赤ちゃんの普段の食事リズムを参考にしつつ、機嫌が良くて落ち着いているタイミングで食べさせるのが良いでしょう。新幹線や飛行機など移動が長くなる場合は、授乳やおむつ替えを含めて3時間以内を目安にすると、赤ちゃんの機嫌も保ちやすいです。
新幹線では多目的室を利用できることがあるので、落ち着いたタイミングで食べさせましょう。飛行機では、離陸・着陸時に授乳や哺乳瓶を使ってあげると耳抜きになります。
また、車内は限られた空間なので、周りへ配慮することも大切です。以下のことに注意しましょう。
- 授乳ケープや離乳食用のカバーを使うなどして、周囲から見えないように配慮する。
- 匂いの強いおかずは避け、エプロンをして食べこぼし対策をしっかり行う。
- 離乳食をあげる際に、乗務員や周囲の乗客に一声かける。
- 赤ちゃんの機嫌の良い時に食べさせる。
赤ちゃんと周囲の乗客にストレスのかからないようにすることが大切です。
ホテルや旅館で準備をする際のポイント
ホテルや旅館に泊まる際、事前に確認しておいた方が良いことが3つあります。
まず、電子レンジの有無です。赤ちゃんの離乳食を温める時に電子レンジがあると便利です。ホテルによっては、離乳食用の温めサービスやキッチンスペースを用意しているところがあります。
次に食器のレンタルの可否です。持参が難しい場合や、荷物を減らしたい場合は貸し出してもらえるのか電話などで確認しておきましょう。
最後に冷蔵庫のサイズです。手作り離乳食や要冷蔵の市販品を持参する場合は、移し替えられるか事前に確認しておきましょう。
また、レストランによって離乳食の持ち込みに対する対応が異なります。予約時と当日に一声添えることが大切です。他のお客様も食事中なので匂いが強い物、音の出やすい物は避け、周りの方への配慮を忘れないようにしましょう。
夏と冬では違う!季節ごとの離乳食の注意点
夏場の食中毒対策
手作りの離乳食は細菌が繁殖しやすいため、作ったらできるだけ早めに食べきることが重要です。長時間の常温放置は避け、持参する際は必ず保冷バックと保冷剤で冷やして保存することを徹底しましょう。
冬場の離乳食の注意点
冷えた離乳食はスープジャーなど保温容器を使用したり、湯煎で温めることがおすすめです。外出先で電子レンジが使えない場合は、耐熱バックを活用するなどして温度管理を行いましょう。また、冬場は風邪を引きやすい季節です。手指消毒や食器の殺菌を徹底し、使い捨てのスプーンやエプロンを活用しましょう。
また、季節にとらわれず頼りになるのが市販のベビーフードです。市販のベビーフードは加熱殺菌されており、常温保存が可能な商品が多いです。持ち運びにも便利で、長期保存や災害時の備蓄にも適しています。さらに栄養バランスが考慮されている商品が多いので、利便性に優れています。
まとめ
今回は、赤ちゃんと旅行・外出する際の持ち物や注意点についてまとめました。事前の準備を万全にすることで赤ちゃんとのお出かけがより楽しいものになります。状況に合わせた工夫と持ち物、衛生管理を徹底して、赤ちゃんと特別な思い出を作っていきましょう。
旅行の準備や旅行からの帰宅後は特にバタバタすると思います。ファーストスプーンの冷凍ストックを活用することにより、温めるだけなので時短にもなります。栄養バランスのとれた一食をすぐに用意できるので、是非チェックしてみて下さい。