離乳食でマカロニはいつから?おすすめのレシピと目安量について
もちっとした食感と筒状の可愛らしい見た目をしたマカロニ。子供の頃よく食べたという方も多いのではないでしょうか?
今回は離乳食におけるマカロニはいつから使えるのか?おすすめのレシピや目安量について疑問をまとめてみました。
離乳食にマカロニを取り入れる際の参考になれば幸いです。
離乳食でマカロニはいつから使えるの?
離乳食でマカロニは、中期(7〜8ヶ月)頃に取り入れられることの多い食材の一つです。
マカロニの原材料に使われるデュラム小麦はアレルギーリスクが高く特定原材料に区分されており、初めて小麦製品を食べさせる場合は注意が必要です。
一部のパスタには卵が使われる
フェットチーネはじめ一部パスタにはデュラム小麦と卵を混ぜ合わせて製麺しているパスタがいくつかあります。
市販されているパスタで原材料一覧に卵の記載があるものに関しては注意してください。
表記より長く茹でる
離乳食では、赤ちゃんでも食べやすいように通常の倍の時間をかけて加熱するケースが多いです。太いマカロニを使用する場合は茹で時間が短いものを使うと便利です。
歯茎で噛みきれる程度の固さになれば完成です。
離乳食におけるマカロニの目安量について
ここでは一般的な離乳食の目安量を解説します。水を吸いすぎて食べきれない場合は、茹で時間を減らしたり、麺の量を調整してみましょう。
離乳食中期の目安量
中期の場合は、乾燥した状態で14〜22g程度用いるケースが多いです。マカロニの厚さや形状によって異なりますが、茹で上がりで35〜55gを目処に食べさせましょう。
離乳食後期の目安量
後期の場合は、量が増えて乾燥した状態で24〜36g程度ぐらいがおすすめです。
マカロニの厚さや形状によって異なりますが、茹で上がりで60〜90g程度を目処に食べさせます。
離乳食完了期の目安量
後期の場合も量が増えてきます。乾燥した状態で40g程度がおすすめです。
茹で上がりでマカロニの厚さや形状によって異なりますが、100g程度を目安に食べさせましょう。
赤ちゃんに大人用のマカロニを食べさせていい?
ベビーフード用に細かく破砕してあるマカロニも存在します。刻む必要がなくとても便利です。
原料を確認すると「デュラム小麦のセモリナ(粗挽)」のみになり、通常のマカロニとベビーフード用のマカロニで原料の違いがありません。
手に入らない場合は、大人用のマカロニを食べさせても大丈夫です。
マカロニをそのまま食べさせるのはNG?
ある程度月齢が進み、手づかみ食べや食具食べ様にマカロニを使う場合、茹で時間を長くしてある程度大きさをカットしたものを用いる様にしましょう。
自分で食べる練習はとても重要ですが、誤嚥してしまう恐れがあります。注意しましょう。
アレルギーが気になる場合は米粉マカロニなどの代替品を使う
乳卵小麦は、乳幼児のアレルギーの中でも頻度が高い食品です。すでに小麦製品を食べせて症状が出る場合は、米粉を使ったマカロニを使うと安心して使用することができます。
米粉以外にも小麦製品を使った麺類のアレルギーを回避する方法は複数あるので、チェックしてみましょう。
マカロニのカロリーは?他の麺類と違いがあるの?
日本食品標準栄養表より抜粋
・ビーフン 360 kcal
・うどん 333 kcal
・マカロニ 347 kcal
他の乾麺と比較した場合、大きな差はありません。微量栄養素が多く含まれる全粒粉の製品も増えていますが、離乳期では消化を優先した方が良い場合が多いです。
塩分はうどんが若干高く出る傾向にあり、気になる場合は、食塩不使用のものを選びましょう。
茹でる際に食塩を使っても大丈夫?
離乳食では塩分を抑えて作るため、茹でる際に食塩を加えなくても大丈夫です。一般的な水にしたいて1.5%の食塩を加えた場合、マカロニの1.2g程度の食塩相当量になります。
食べられない量ではないのですが、一日の塩分調整が必要になってくるのでなるべく食塩を加えない方が良いでしょう。
離乳食におけるマカロニを使ったレシピ
ここではマカロニを使った離乳食のレシピを紹介します。
デリシャストマトと真鯛のマカロニ和え(中期)
<材料>
・マカロニ 14g
<作り方>
・マカロニを規定の分数の倍茹でる
・マカロニを刻み真鯛とデリシャストマトの煮込みと和える
さつまいものマカロニサラダ(後期)
<材料>
・マカロニ 5g
・マグロの水煮缶 10g
<作り方>
・マカロニを規定の分数の倍茹でる
・マカロニを細かく刻み、さつまいもペーストを解凍
・マグロの水煮缶と和える
マカロニのデリ風サラダ(完了期)
<材料>
・マカロニ 5g
・パプリカ 5g
・レタス 5g
・マヨネーズ 3g
・ごま 少々
<作り方>
・マカロニを茹でて食べやすい大きさにカットする
・パプリカとレタス電子レンジで加熱する
・カボチャペーストを解凍して具材、マヨネーズを加えて和える
・お好みで炒ったごまをふりかけて完成
マカロニを使って料理のバリュエーションを増やそう
今回は離乳食におけるマカロニについてまとめてみました。ショートパスタの中でも手に入りやすいマカロニ。添加物や塩分が少なく使いやすい麺類の一つです。
食べムラが起こりやすい離乳食の後半、食べやすいマカロニサラダにいろんな食材を加えてバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか?
ファーストスプーンでは離乳食にまつわる記事をアップロードしています。気になる記事があればもう1記事ご覧いただけますと幸いです。
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