離乳食で枝豆はいつから?おすすめのレシピや冷凍方法、ポタージュについて
枝豆は栄養価が高く離乳食にもおすすめの食材の一つです。いつから食べさせて良いか、おすすめのレシピや保存方法をまとめてみました。
これを機会に離乳食で枝豆を用いてみてはいかがでしょうか?
離乳食で枝豆はいつから?
枝豆は日本人に馴染み深い食材の大豆が熟成する前の姿です。熟成する前の姿を枝豆、鞘がカラカラに乾燥しきるまで期間を開けて収穫したものが大豆になります。
風味は乾燥する前の大豆にはない青々とした風味と艶やかな色合いとさっと茹でるだけで食べられるシンプルさが魅力です。
他大豆を使った製品の豆腐が初期(5〜6ヶ月)の段階から用いられております。枝豆の場合諸説あり、すりつぶした状態で中期〜後期にかけて使用するようにしましょう。
薄皮を剥いてすり鉢でペースト状にして食べる
枝豆を鞘ごと茹でて冷水につけて豆を取り出し、表面に付着した膜のような薄皮は親指と人差し指で摘んで押し出すように力を入れると簡単に皮が剥けます。
口あたりがよくなり、ペーストにすると本格的な食感になります。
離乳食では塩揉みしなくても大丈夫?
枝豆を茹でる場合は、表面に軽く塩を載せて味が乗るように塩揉みという工程を挟む場合があります。
離乳食では味をつけず、皮ごと食べることもないため塩を降らなくても大丈夫です。表面のゴミが気になる場合は、塩揉みをした後に表面を洗い流してから茹でると味が乗りません、。
茹でたものをそのまま手づかみ食べさせていい?
子供が誤嚥する原因として豆類が挙げられます。中でも枝豆の事例が多く誤嚥しやすい豆類といえます。
枝豆を提供する場合は必ず、すり潰した状態で食べさせてください。
誤嚥しやすい食べ物は、パンや菓子類、果物など手づかみ食べさせやすい食品に多く、食べている時は目を離さないように注意しておくようにしましょう。
生の枝豆は日持ちしない
枝豆の収穫が2週間以内で完結するようにかなり足が早い豆類でもあります。
生の状態で保存すると風味が落ちたり、変色してしまうこともあるのでまとめて茹でて小分けに冷凍しておくと便利です。
アレルギーに気を付ける
枝豆(大豆)はアレルギーに注意が必要な特定原材料に準ずるものに区分されている食品です。
アレルギーがある場合は、納豆や黒豆、味噌醤油、きなこ、おからなど様々な食品に大豆は使われているため、何の原料に大豆が使用されているか確認するようにしましょう。
枝豆の下処理と冷凍保存方法
- 表面に付着した泥や土を落とすため
- 表面に塩をまぶしてやさしく擦る
- 食塩が気になる場合は洗ってから茹でる
うぶ毛が手に刺さらないように使い捨てのゴム手袋をして擦るとやりやすいです。大人向けであれば味を浸透させるために枝豆の両端を切りおとしてから茹でます。
通常であれば海水を目標に3〜4%ほど食塩が加えられます。離乳食の場合は、味をつける必要がなく全体に軽くまぶされる程度がおすすめです。
薄皮の処理方法としない場合
鍋にお湯を張り、塩水で5分程度湯がきます。その後冷水に付けて皮を剥くと綺麗に取れます。薄皮を剥かない場合は、バットや大皿に移して広げて粗熱を取ると風味が残りやすいです。
そこから冷凍する場合は、表面の水分をしっかりキッチンペーパーで拭き取り冷凍用の袋に移してしっかりと脱気をしながら冷凍してください。
レンジで加熱する場合
シリコンスチーマーや耐熱容器に移して軽くラップをかけて500Wで4〜5分程度加熱してください。蒸気でやけどしないように注意しながら開封するようにしましょう。
枝豆の栄養価について
枝豆は日本標準食品成分表(8訂)では、100gあたり125kcalで11.7g程度含まれ、食物繊維5.0g、鉄分2.7mg、亜鉛1.4mgと離乳食で不足しがちな栄養素を豊富に含んでおります。
カルシウムやビタミンDを含む食品
枝豆では不足しがちなカルシウムやビタミンDを補えるしらすなどの小魚や牛乳などがおすすめです。しらすは小さいエビ・カニが漁獲方法の影響で混じる場合があり、甲殻類アレルギーに注意しながら食べさせましょう。
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枝豆を使ったおすすめの離乳食レシピ
国産の枝豆を使ったポタージュのレシピを紹介します。離乳食の進捗は子供によって異なるため各自調整してみてください。
宮城県産枝豆のポタージュ(9~11ヶ月)
<材料>
- むき枝豆 20g
- 豆乳 20g
- 玉ねぎ 10g
- にんじん 5g
- オリーブオイル 2g
<作り方>
・玉ねぎ、にんじんを細かく刻む
・テフロンフライパンにオリーブオイル、にんじん、玉ねぎを加えて炒める
・蒸したむき枝豆をすり鉢ですりつぶす
・具材を合わせて豆乳を馴染ませる
・お好みで塩を加える
宮城県産枝豆のポタージュの詳細についてはこちらをクリック
枝豆は栄養豊富すり潰して楽しむ
今回は離乳食における枝豆についてまとめてみました。豆のまま手づかみ食べには向きませんが、うまくすり潰して加熱しペースト状にすれば楽しむことができます。
豆類を上手に離乳食に取り入れてみましょう。
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