離乳食のうどんはこれで完璧!簡単・栄養満点レシピと時短テクニック

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

うどんは、赤ちゃんが離乳食に慣れた中期頃から利用できる食材です。アレンジも豊富でいろいろな食材とも合わせやすいので、活用したいママ・パパも多いのではないでしょうか?

この記事では、初めての方でも作りやすい栄養豊富な離乳食のうどんレシピや、忙しいときに重宝する時短テクニックを紹介します。初めての離乳食でメニューに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

▼こちらの記事でも離乳食にうどんを取り入れるためのポイントを紹介しております。ぜひあわせてご覧ください。
離乳食にうどんはいつから食べさせて大丈夫?冷凍保存の方法について

離乳食にうどんを取り入れるメリットと月齢別目安

離乳食をうどんに取り入れるメリットや、うどんが食べられる月齢の目安は下記の通りです。

  • うどんはいろいろなアレンジができる
  • うどんは離乳食6ヶ月頃からスタートがおすすめ
  • うどんに含まれる塩分に注意

これらのポイントについて、1つずつ説明していきます。

うどんはアレンジしやすく消化も良い

うどんは炭水化物に分類され、消化が良く赤ちゃんの胃腸にも負担がかかりにくい食材です。また、柔らかくゆでて裏ごしする、短く切ってゆでて他の食材と合わせるなど月齢に合わせて、さまざまなアレンジができます。

小麦アレルギーがなければ、お粥やパンと同様主食として活躍してくれることでしょう。

うどんは離乳食中期からスタートがおすすめ

うどんは、小麦粉・塩・水から作られたシンプルな食材のため、比較的早い時期から使えますが、小麦アレルギーを発症するリスクがあります。10倍がゆがスムーズに食べられるようになったころから、病院が開いている昼間、小さじ1程度ずつ与えて様子を見てみてください。月齢の目安は6ヶ月程度です。

与える量と目安は以下のとおりです。

月齢目安量与え方
初期(6ヶ月~)10g~ペースト状に潰す
中期(7~8ヶ月)35g〜55gみじん切りにして舌で潰せる程度の固さにゆでる
後期(9~11ヶ月)60g~90g1cm程度に切って歯茎で潰せる程度の固さにゆでる
完了期(12~18ヶ月)105g〜130g2cm~5cm程度に切って歯茎でかめる程度の固さにゆでる

なお、量や与え方はあくまでも目安です。赤ちゃんの様子を見て量や与え方を調節しましょう。また、うどんはゆでる際に水分を吸って重量が増します。うどんを計量する場合は、乾麺、ゆで麺をゆでる前に行いましょう。

うどんは塩抜きをしっかりと

離乳食用のうどん以外の製品には、塩分が含まれています。特に乾麺は塩分が多いので、離乳食として与える場合は、乾麺ならば10~15分程度、ゆで麺や冷凍麺は5分以上ゆでて、たっぷりの水で水洗いして塩抜きをしてください。

時短をしたい場合は、食塩0のうどんや離乳食用のうどんを使いましょう。

簡単・栄養満点!離乳食うどんレシピ集

簡単・栄養満点!離乳食うどんレシピ集

うどんは、いろいろな食材を組み合わせることで栄養面でも優れた離乳食となります。

ここでは、月齢別に解説します。

うどんの離乳食レシピ:初期(6ヶ月~)

10倍がゆがスムーズに食べられるようになったら、うどんをすりつぶしてだし汁でのばしたものを与えてみてください。分量は以下のとおりです。

  • うどん:10g程度
  • だし:100~150ccくらい

だしは、水1Lにつき鰹節を30gの割合で作ります。指定されたゆで時間より5~10分程度長めにゆでると離乳食にちょうどいい柔らかさになります。

時短したい場合は、ペースト状にしたうどんや出汁を1食分ずつ冷凍保存するのがおすすめです。近年は離乳食を小分けして冷凍できるグッズも増えました。

なお、冷凍した離乳食は食べる際によく再加熱して、1週間を目安に食べきってください。

うどんの離乳食レシピ:中期(7〜8ヶ月)

離乳食中期からは、うどんにいろいろな食材を混ぜて食べさせられるようになります。にんじんやタマネギなど旬の野菜を軟らかく煮て、だし汁や野菜スープと合わせるポタージュうどんは、栄養のバランスも良くいろいろな味を赤ちゃんに知ってもらえます。

分量は以下のとおりです。

  • みじん切りにしたうどん:35g~45g
  • にんじんやタマネギほうれん草など野菜のみじん切り:5~10g
  • だし汁もしくは野菜スープ:100~150cc

うどんと野菜は柔らかくゆでてみじん切りにして混ぜ合わせ、出汁やスープでのばします。

とろみをつけたほうが食べやすい場合は、少量の片栗粉を入れましょう。

時短をしたい場合は、みじん切りにしたうどんを1食ずつ冷凍しておき、「はじめてのかつお出汁」や「はじめの森林どりそぼろ」「真鯛とデリシャストマトの煮込み」をみじん切りにしたうどんに合わせるのもおすすめです。乾麺を利用する場合は、ゆでる前に折っておくとゆで時間が短縮できます。

ファーストスプーンの離乳食は、赤ちゃんが食べやすいだけでなく健やかな成長に必要なタンパク質やビタミン類も豊富に含まれています。離乳食中期の頃は、まだ母乳やミルクで栄養の半分以上を摂取しているので、栄養バランスにこだわりすぎる必要はありません。

タンパク質・炭水化物・ビタミンが含まれる食材のバランスに注意しながらいろいろな味を赤ちゃんに与えてあげましょう。

うどんの離乳食レシピ:後期(9〜11ヶ月)

離乳食後期になったら、歯茎で潰せる程度の固さの食材が食べられるようになります。うどんは、煮込みうどんだけでなく焼きうどんもメニューに加えられます。焼きうどんのレシピや材料は、以下のとおりです。

  • 柔らかくゆでて1cmくらいに切ったうどん:60~90g
  • にんじん・タマネギ等の野菜:20gくらい
  • 鰹節:適量
  • 水煮ツナ:15g
  • だし:50cc
  • 薄めためんつゆ:少々

野菜をレンジで柔らかくなるまで加熱し、フライパンでうどんとツナ、と合せていためだしとめんつゆをいれて汁気が飛ぶまで炒め、最後に鰹節をからめます。他の食事であまった野菜類を使えば食材が無駄にならず、時短にもなります。離乳食後期から少しずつ調味料を使い始めましょう。めんつゆは大人が食べるときより3倍ほど希釈し、小さじ1程度から加えていきます。

宮城県産ズッキーニの味噌炒め」等とうどんを絡めてパスタ風にしても時短になるでしょう。

うどんの離乳食レシピ:完了期

離乳食の完了期になると、大人が食べるうどんを取り分けて与えられます。レシピの一例は以下のとおりです。

  • うどん:大人用1玉、赤ちゃん用1/2玉
  • 小松菜・油揚げ:適量
  • 出汁:300~400CC

出汁で油抜きした油揚げと小松菜を軟らかくなるまで煮て、うどんを入れます。うどんが煮えたら約半玉を取り出して2~3cmに切り、油揚、小松菜、出汁をとりわけて醤油で薄く味を付けてうどんを戻しましょう。

大人用は通常通り味を付ければ、1回の調理で大人と赤ちゃんと両方の料理が作れます。完了気になると食べ物でほとんどの栄養を取るようになるので、炭水化物、タンパク質、ビタミン・ミネラルをバランス良く取れるようにメニューの工夫が必要です。

市販のベビーフードも活用しながらメニューのレパートリーを増やしていきましょう。

そうめんはうどんの代わりになる?

そうめんはうどんより細く、早くゆであがります。そうめんの原料も塩・小麦粉・水なので、小麦アレルギーがなければ6ヶ月頃から食べられます。ただし、そうめんのほうがうどんより塩分が多いので、うどんより入念に水洗いをして塩を抜きましょう。

離乳食うどんの保存・冷凍術と調理のポイント

離乳食のうどんには、冷凍うどん、ゆでうどん、乾麺すべてが利用できます。離乳食の時短には、冷凍うどんやゆでうどんが便利です。1玉柔らかくゆでてしまったら、1食分ずつ取り分けて冷凍しましょう。ベビーフード用の保存容器が便利です。

離乳食の後期~完了期は食べる量もふえて、ゆでたうどんを冷蔵保存したいときもでてきます。1食分ずつ冷蔵保存したうどんは必ず当日中に再加熱して使い切りましょう。

また、うどんをゆでる際は、指定されたゆで時間より3~5分長く加熱するとちょうどいい固さになります。

離乳食うどんでよくある悩みQ&A

離乳食うどんでよくある悩みQ&A

ここでは、離乳食でうどんを食べさせる際によくある悩みを集めてみました。

うどんを食べない時の対処法

うどんを食べてくれないときは、食感を変えたり味を変えたりするのがおすすめです。

切る長さを変えてみたり、市販のベビーフードであえてみたりするなど工夫してみましょう。また、片栗粉でとろみを付けると飲み込みやすくなります。

塩分やアレルギー対策

うどんには塩分が含まれているので、ゆであがったら少し長めに水洗いしましょう。時短したい場合は塩分0のうどんやベビーフードのうどんを利用すると塩抜きの必要がありません。

小麦は小児の中でアレルギーの頻出度が高い部類に含まれます。最初は耳かき程度の少量からスタートしましょう。

必ず病院が開いている時間帯に食べさせ、少し様子を注意深く確認しましょう。

※乳製品・卵・小麦粉・ナッツ類には注意が必要です。アレルギー反応が出ないか確認するようにしましょう。

栄養バランスの考え方

うどんは炭水化物なので、タンパク質やミネラル、ビタミンを含む食材と合せると栄養バランスがよくなります。ファーストスプーンの離乳食は、1パックに赤ちゃんにとって必要な栄養素がバランス良く含まれているので、うどんと合わせることでバランスの良い離乳食が短時間で作れます。

まとめ

今回は、うどんを離乳食に取り入れるメリットやおすすめレシピを紹介しました。うどんは、食べるだけの状態にした麺を冷凍・冷蔵保存ができます。また、タンパク質やビタミンを含んだ食材とあえればバランスが良くなります。

ベビーフードの野菜ペーストやそぼろなども活用して手軽でおいしい離乳食づくりにチャレンジしてはいかがでしょうか?

ファーストスプーンでは、安心・安全な食材を、笑顔のもとで、楽しく食べることが重要だと考えております。

忙しいママ・パパに変わり、育児経験豊富なファーストスプーンのママさんチームが主導となり、栄養面や衛生面、使いやすさにこだわった離乳食・幼児食を丁寧に調理して食卓までお届けします。

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