離乳食でチーズはいつから?おすすめの種類と使い方について

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

発酵食品の中でも子どもに人気な食材のチーズ。乳製品は苦手でもチーズは食べられるという子も多いです。カルシウム補給や食べムラを解決するために便利な食材です。

今回は、離乳食におけるチーズはいつから使えるのか?選び方や取り入れる際のポイントについてまとめてみました。

離乳食でチーズはいつから使えるの?

チーズは離乳食の中期頃から取り入れられることの多い食材です。脂質や塩分の少ないフレッシュチーズに慣れてから粉チーズやスライスチーズに挑戦するようにしましょう。

使う量についてはチーズによって異なってきますが、カッテージチーズであれば肉や魚と同じ量を食べさせても塩分や脂質の基準をクリアすることができます。

水分の少ないセミやハードタイプのチーズを使う場合は、脂質が多く風味付け程度にごく少量使うと良いです。

ナチュラルチーズの種類について

チーズは世界中で作られており、牛、羊、山羊など様々な原料や製法が用いられ、数多くの種類が存在します。

大きく分けて下記の種類に分類されることが多いです。

チーズ

ナチュラルチーズの他にも加熱処理を行い発酵を止めたプロセスチーズというものも存在します。個包装のスライスチーズやフルーツやナッツ類が混ざった固形のチーズが該当します。

離乳食で使いやすいチーズの選び方

赤ちゃん用に販売されているチーズを使うと塩分や脂質を気にすることなく使用することができます。手づかみ食べに取り入れることができたり、個包装で衛生的に使用することができます。

他にも市販カッテージチーズやリコッタチーズがおすすめです。添加物が気になる場合は、牛乳と酢やレモン果汁を用いると手作りすることができます。

正確にはパニールというインド文化圏チーズで栄養価も異なり、腐敗しやすいです。作った日のうちに消費するように心がけましょう。

チーズの塩分と脂質の比較

100g当たりの離乳食でよく使われるチーズの比較です。

・カッテージチーズ 脂質(4.5g)、食塩相当量(1g)

・リコッタチーズ 脂質(11.5g)、食塩相当量(0.4g)

・モッツァレラチーズ 脂質(19.9g)、食塩相当量(0.2g)

・プロセスチーズ 脂質(26g)、食塩相当量(2.8g)

ゴーダやチェダーが使われているプロセスチーズは脂質、塩分と共に高い傾向にあります。

工業的なカッテージチーズは脱脂粉乳を発酵させたものをレンネットで凝固したものであるため、かなり脂質を抑えることができます。

チーズを離乳食で取り入れるポイント

ここでは離乳食でチーズを取り入れるポイントをまとめてみました。

塩分や脂質に注意しよう

1食あたり食塩相当量が0.5g以下を目安になるように心がけましょう。ハードタイプのチーズは風味付け程度、赤ちゃん用チーズや脂質の少ないフレッシュチーズは肉・魚と同じ量に止めておくとコントロールしやすいです。

脂質ついては、食べやすい個包装のチーズで1個あたり3.5〜5g程度含まれており、完了期の完食で用いる場合は食べせすぎに注意が必要です。

乳アレルギーに気を付ける

乳卵小麦の3大アレルゲンは離乳期の中でも頻度が特に多く注意が必要です。チーズを凝固を利用して固めるカゼインがアレルゲンとして有名ですが、乳清タンパク質(ホエイ)に含まれるβ-ラクトグロブリンも主要なアレルゲンです。

度合いによって食べられるものが変化するため、乳アレルギーがある場合は慎重に進める必要があります。

加熱殺菌をしているのか確認

国内製造のナチュラルチーズは、生乳段階で殺菌をして熟成させています。海外のチーズを使用する際にリステリア菌をはじめとする食中毒が気になる場合は、加熱してから食べさせましょう。

チーズは国内メーカーのものを用いるようにしましょう。また手づかみ食べに個包装のチーズを用いる場合は、固さを確かめて誤嚥がないか注意しながら食べさせましょう。

チーズに含まれる乳化剤や保存料は?

カッテージチーズには保存料、プロセスチーズには乳化剤が使われることが多いです。国内で販売されるベビーフードではあまり見かけない添加物です。

安全性が担保されており、ごく少量で影響が出る可能性はないかと思われますが、気になる場合は使用を控えるようにしましょう。

チーズを手づかみ食べにトライしよう

たらとじゃがいものチーズボール(12~18ヶ月)

国産の真鱈とじゃがいもを練って手づかみしやすいチーズボールを作りました。様子をみながら少しずつ食べさせてください。

【内容量】

たらとじゃがいものチーズボール(12~18ヶ月)60g×2個×3袋

対象年齢:12~18ヶ月

売価:1,350円(税込)

【原材料名】

ばれいしょ(北海道)、たら、デンプン、米油、チーズ(乳を含む)

※乳製品を使用しております。

調理方法:湯煎解凍

※ご注文から発送まで数日かかる場合もございます。発送指定日の方ご確認ください。

まとめ

今回は離乳食におけるチーズについてまとめてみました。カルシウムやタンパク質が豊富なチーズですが、乳アレルギーや食べさせすぎには注意しながら取り入れてみましょう。

ファーストスプーンでは離乳食にまつわる記事をアップロードしています。気になる記事があればもう1記事ご覧いただけますと幸いです。

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