1歳3ヶ月ご飯の量はどのくらい?大人と同じ固さでも大丈夫?手づかみ食べレシピなど解説
今回は1歳3ヶ月(完了期)のご飯について進め方やどのくらい食べさせれば良いのか、おすすめの食材や1日のサイクルについてまとめてみました。
前歯が生え始めてより食べられる範囲が広くなる完了期。自分で食べられるように手づかみ食べに挑戦してみたり、大人に近い食事を楽しめる時期です。赤ちゃんと一緒に離乳期を楽しみましょう。
1歳3ヶ月の進め方について
大人と同じく朝・昼・晩決まった時間に食べるサイクルを構築し、足りない分をおやつから栄養摂取できる状況を目指します。
ミルクを全く摂取されない訳ではく、完了期の進捗具合に合わせて徐々に量を調整するようにしましょう。鉄分予防のため飲料として牛乳を飲ませることも可能です
手づかみ食べに本格的にトライ
食事のリズムに慣れてきた完了期は手づかみ食べにトライして「自分で食べる楽しみ」を増やすことを心がけましょう。
食べ遊びや偏食、ムラは起こる前提であまり気にせず進めると気持ちが楽になります。
手づかみ食べについて
肉団子ぐらいの固さを目指す
完了期の目安の固さは肉団子くらいの固さを目指します。指で押し込むと食材が崩れる程度の柔らかさになります。
硬すぎなければ問題ないため、気にせずにチャレンジしてみましょう。
おやつにチャレンジしてみよう
小児は胃のサイズが小さいため補食(おやつ)を用いるケースが多いです。そのまま食べれるバナナや栄養価の高い芋類のさつまいもがおすすめです。他にもおにぎりやおやきなどもおすすめです。
1歳3ヶ月の目安量について
一回あたりの目安量
1.穀類 80g
2.野菜と果実 40〜50g
3.肉と魚 15〜20g、乳製品 100g、全卵1/2〜2/3
程度になります。量についてはあくまでも目安なのでお子様の様子に合わせて調整してください。
卵を一度も食べさせたことがない場合、卵黄からスタートするとアレルギーのリスクが少ないと言われております。
どんな食材を食べさせたらいい?
代表的な食材をまとめてみました。食べられる食材の幅が広がってくるため色々とチャレンジしてみてください。
穀類
ご飯、パン、うどん、ホットケーキなどを食べさせます。ベビーフード用にカットしたうどんやホットケーキミックスを使うと塩分や脂質を気にすることなく使えるためおすすめです。
パンはバターロールや菓子パンではなくベーシックな食パンから手づかみ食べにチャレンジしてみると良いでしょう。
ご飯以外については小麦や乳・卵が使われています。アレルギーに注意して使用するようにしましょう。
野菜・果実
鉄分の多い青菜(小松菜やほうれん草、青梗菜)、枝豆やグリンピースなどの豆類がおすすめです。
緑色の野菜は癖が強い傾向にあります。食べやすいさつまいもやジャガイモ、カボチャなどに混ぜ込むと食べやすくなるのでおすすめです。
マッシュしたじゃがいもミックスベジタブルを混ぜ込んであげると簡単に添え物ができます。
お肉・魚
お肉は牛豚鶏全てを食べることが可能です。鉄分の多いレバーについては匂いや味が気になって食べにくい時期でもあります。
その場合は別のお肉と混ぜてハンバーグにしたり工夫をすると食べやすくなります。
魚は、DHAが豊富な青魚系も食べられるようになります。鯖や鰯の水煮缶は、骨まで食べられて長期保存もできるので便利です。
完了期の一日の食事サイクル(目安)
完了期のサイクル
07:00 離乳食1回目
10:00 おやつ1回目
12:00 離乳食2回目
15:00 おやつ2回目
18:00 離乳食 3回目
※おやつは1〜2回どちらでも大丈夫です。ご飯が食べられなくなる場合は、量や回数を減らしタイミングをずらしてみましょう。
食べムラが起こる?
この時期は食べ遊びや偏食、急に食べなくなるなど好き嫌いが起こることがあります。そんな時は無理に急いで食べさせず様子をみながら食べさせるようにしましょう。
食事のメリハリを付けたり、食べやすいものに苦手な食べ物を混ぜるなど工夫をするとスムーズに離乳食が進むようになります。
1歳3ヶ月のおすすめのレシピ
ここではおすすめのレシピをいくつか紹介します。お子様の様子に合わせて調整してみましょう。
焼き鯖とマッシュポテト
<材料>
- 鯖 20g
- じゃがいも 20g
- ミックスベジタブル 20g
- バター 2g
- 塩 少々
<作り方>
- 骨なしの鯖の切り身の表面に軽く塩を振る
- グリルで焼き目が着くまで加熱
- ミックスベジタブルを茹でグリンピースに艶が出るタイミングであげる
- じゃがいもを蒸し、マッシュする
- 暖かい状態でバター、ミックスベジタブルを加えて混ぜる
豆苗と鶏団子のスープ
<材料>
- 鶏ひき肉 20g
- 豆苗 20g
- おろし生姜 2g
- マヨネーズ 2g
- 片栗粉 2g
- 中華だし
<作り方>
- 鶏ひき肉におろし生姜、マヨネーズ、片栗粉を混ぜ込む
- 沸騰したお湯に小さいスプーンで削ぐように落とす
- 適度にカットした豆苗と中華だしを加えて火を通す
はじめのカレー(12〜18ヶ月)
宮城県をはじめとして全国から美味しい野菜を子どもたちのために集めました。
”人生最初の一口は本当にいい食材を使いたい”そういった思いでつくられたカレーです。
【特徴】
野菜やお肉が具だくさんのカレーです。カレーに挑戦したいけど香辛料を食べさせたことがなくて不安。
そんなときにおすすめの商品です。
【内容量】
はじめのカレー(12〜18ヶ月)80g×3個
対象年齢:12~18ヶ月
売価:1,350円(税込)
【原材料名】
鶏肉(国産)、ばれいしょ(北海道産)、ブロッコリー(国産)、玉ねぎ(国産)、人参(国産)、ヨーグルト、デンプン、てんさい含蜜糖、食塩、かつお節、カレー粉
詳しくはこちら
手づかみ食べのレシピ
ここでは一部手づかみ食べのレシピを紹介します。お子様の様子に合わせて固さや粘度を調整してみましょう。
じゃがいもと鶏肉のおやき
<材料>
- じゃがいも 50g
- 鶏ひき肉 20g
- 片栗粉 小さじ1
- 油 少々
<作り方>
- じゃがいもを茹でてマッシュする
- レンジアップした鶏ひき肉と片栗粉を加えて混ぜる
- 表面に軽く焼き目が着くまで炒める
具材を変えてアレンジしましょう。火を通しすぎて固めに仕上がってしまった場合、蒸し器で水分を入れてあげると良いです。
まとめ
今回は1歳3ヶ月ご飯の量はどのくらい?大人と同じ固さでも大丈夫?ついてまとめてみました。完了期は食べられる範囲も広がりますが、好き嫌いが出てしまうのでうまく調整しながらチャレンジしてみましょう。
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気になる記事があればご覧いただけますと幸いです。