離乳食でみかんはいつから?そのまま食べさせても大丈夫?

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

こんにちはファーストスプーンです。今回は離乳食におけるみかんについてまとめてみました。

みかんはそのまま食べさせて大丈夫か?目安量や大きさ、みかんのレシピについてご興味のある方はご確認いただけますと幸いです。

柑橘類はそもそも離乳食に使えるの?

柑橘類はレモンや柚子、スダチ、ライムのように酸味が強いものも多いです。全く離乳食に使えない訳ではなく風味付け程度に用いたり、オレンジやみかんに関しては果肉を食べさせることもあります。

市販で販売されているベビーフードの裏を確認すると柑橘類が含まれており、比較的ポピュラーな食材です。

みかんは冬がおすすめ

みかんは9〜3月にかけて多く流通している果物です。旬の時期は11〜12月頃とされており、お正月にみかんを食べる方も多いと思います。

みかんが酸っぱい原因はクエン酸によるものです。その場合は常温で保存し少し日を置くと甘みが増します。これを予措(よそ)と言い柑橘系の果物は軽く水分を飛ばしてから出荷されているものが多いです。

離乳食でみかんはいつから食べさせていい?

みかんは酸味が少なく甘く取り入れやすいため、離乳食初期から用いられることが多いです。

初期から取り入れる場合は果汁からスタートして徐々にペースト状のものを食べさせて取りれるようにしましょう。

薄皮を食べさせて大丈夫?

口に残りやすいためなるべく皮を外してから使用します。後期以降に手づかみ食べにも適している大きさですが、噛まずに飲み込んだ場合喉に引っかかりやすい大きさなので半分にカットするなど工夫をしてみましょう。

加熱せずそのまま食べさせても大丈夫?

離乳期の段階は免疫が落ちているタイミングと重なります。体調を崩しやすくなっているため加熱したものを食べさせるとより安心して離乳食を進められるでしょう。

海外を見渡すと加熱していない生のバナナなどをそのまま手づかみ食べに用いる例もあり、全て加熱する必要はありませんが、出来るだけ加熱した方が良いです。

みかんの目安量と大きさ固さについて

離乳食の進捗は個人によって大きく異なります。食べ進め方を確認しながら適切な大きさにチャレンジするように心がけましょう。

・みかんの初期の目安量と大きさ

みかんを初期の段階から取り入れる場合は果汁からチャレンジしてみましょう。薄皮を剥き軽く水を加えて煮込んでから取り入れます。

・みかんの中期の目安量と大きさ

みかんを中期の段階から取り入れる場合は、茹でたみかんをスプーンやフォークで2〜3mm程度に潰して食べさせます。

野菜・果実の目安量は20〜30gです。

・みかんの後期の目安量と大きさ

みかんを後期の段階から取り入れる場合は、茹でたみかんをスプーンやフォークで半分ぐらいに割って食べさせます。

野菜・果物の目安量は30〜40gです。

・みかんの完了期の目安量と大きさ

みかんの完了期の段階で取り入れる場合は、薄皮を剥いて耐熱容器に移し軽くレンジアップします。その後半分程度に割って食べさせます。

野菜・果物の目安量は40〜50gです。

※加熱方法は下ごしらえを参考にしてください。

みかんの栄養価について

日本食品標準成分表(8訂)では、100gあたり42kcaと標準的で、利用可能炭水化物は11.3gで食物繊維相当量は1g程度になっております。

気になる微量栄養素についてはβカロテンやビタミンCが多く含まれており標準的な柑橘類の値といえます。他にもクエン酸が含まれている点、ビタミンB群など満遍なく様々な栄養素が含まれております。

バランスの良い組み合わせ

カッテージチーズやヨーグルトなどタンパク質やカルシウムが取れる乳製品、大豆製品で鉄分、マグネシウムが多く含まれている豆腐、豆乳などがおすすめです。

他にもオレンジソース代わりにみかんを使って肉・魚に合わせても良いです。

缶詰のみかんを使っても大丈夫?

缶詰みかんの果肉の利用可能炭水化物14.9gとそこまで大きな差はありません。表面についた液糖を軽く洗って落としてあげるぐらいで大丈夫ですが、甘さが気になる場合は10〜20分程度水につけておき砂糖を抜いてあげましょう。

コンビニの冷凍みかんは使える?

各種コンビニの冷凍コーナーを見てみるとパインやマンゴー、イチゴなどカットされた冷凍のフルーツパウチが販売されていることが増えてきました。

こちらも離乳食に取り入れることが可能です。中には酸味が強い品種もあるので食べてみてから使用してください。

みかんの下ごしらえと加熱方法

みかんの薄皮は重曹を使うことで簡単に取ることできます。500ccの水に小さじ1/2程度加え沸騰した状態で皮を剥いたみかんを投入します。

1〜2分湯掻いた後引き上げて冷水で皮を剥くと楽に薄皮を剥くことができます。その後ペースト状にしたり、月齢サイズにカットしてみてください。

加熱と皮剥きができてとても簡単です。

みかんを冷凍する方法

みかんはそのまま冷凍してもしっかりしているため冷凍用袋に重ならないように密閉していれて、冷蔵庫や常温で解凍してから皮を剥くようにしましょう。

重曹で皮を剥いてから冷凍すると緩慢凍結でくっつきやすくなるため注意が必要です。

みかんのアレルギーについて

みかんにはアレルギーがあるため注意が必要です。特に同じ柑橘系のフルーツで反応がある場合は食べさせても大丈夫か確認を取ってから取り入れるようにしましょう。

はじめて食べさせる食材については少しずつ食べさせて異常がないか確認してから食べさせるようにしましょう。

一気に食べさせてしまうと振れ幅が大きくなるので注意が必要です。

みかんを使った離乳食のレシピ

ここではみかんを使った離乳食レシピを紹介します。離乳食の進捗には個人差があるためお子様の様子に合わせて調整するようにしましょう。

みかんペースト(5〜6ヶ月)

<材料>

  • みかん 数粒
  • 重曹 

<作り方>

  • みかんの皮を剥き、数粒取り出す。
  • 水に重曹を加え沸騰した状態でみかんを入れる
  • 1〜2分程度ゆがき取り出す。
  • 冷水で熱を取りながら皮を剥がす。
  • 潰しやすいもので細かく潰して完成

みかんペーストとヨーグルト(7〜8ヶ月)

<材料>

  • みかんペースト 20g
  • ヨーグルト 50g

<作り方>

  • みかんペースト(5〜6ヶ月)の手順でペーストを作成する
  • プレーンまたは乳幼児向けのヨーグルトと和える

みかんとさつまいものホットサラダ(9〜11ヶ月)

<材料>

  • みかんペースト 20g
  • はじめのさつまいも 20g(詳細はこちら
  • 無塩バター 小さじ¼

<作り方>

  • みかんペースト(5〜6ヶ月)の手順でペーストを作成する
  • はじめのさつまいもと無塩バターを電子レンジで解凍する
  • あとは和えるだけ

まとめ

今回は離乳食におけるみかんについてまとめてみました。みかんは甘みと酸味の塩梅が心地の良い食材です。香りもよく手づかみ食べにも使える果物です。

これを機にみかんを離乳食に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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