離乳食でアスパラガスはいつから?甘くて美味しい春が旬の野菜
タイトル: 離乳食でアスパラガスはいつから?甘くて美味しい春が旬の野菜
甘くて美味しいアスパラガス。栄養豊富な食材で赤ちゃんの離乳食にピッタリです。また葉酸を豊富に含むため、ママにもおすすめの食材になっております。
今回は、離乳食におけるアスパラガスの開始時期や栄養価、おすすめのレシピなどについてまとめてみました。
是非、アスパラガスにチャレンジする際に参考にしてみてください。
アスパラガスはいつから使えるの?
アスパラガスは、離乳食の中期ごろから用いられることの多い食材の一つです。穂先の部分をローストして手づかみにも使え、甘みが強く変なえぐみもないためとても食べやすい点も良い点です。
アスパラガスは太いものほど繊維質が少なく美味しく食べられるため、大きくてツヤのあるものが出回っている時に離乳食に取り入れると良いしょう。
春が旬の理由
アスパラガスはたけのこによく似ており、どちらも地下茎の植物で新芽にあたるやわらかい部分を食用にしています。
アスパラガスも成長すると背丈を超えるような大きさになる植物で、海外では日本の筍に近い感覚で収穫する地域もある様です。
日本では年中栽培されている露地物の旬は5月頃になり甘くてとても美味しいです。
アスパラガスを離乳食に取り入れるメリット
離乳食では手づかみ食べにも使え、ペーストなどにも使える食材はとても貴重な食材と言えるでしょう。
グリーンアスパラガスは緑黄色野菜に分類されビタミンが多く含まれており、旨味成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸が含まれているため、緑黄色野菜の中では食べやすい点が大きなメリットです。
アスパラガスの食べさせる量や固さの目安
ここでは離乳食におけるアスパラガスの食べさせる量や固さの目安について解説します。
離乳期では進捗に個人差が大きいためお子様に合わせた調整をする様に心がけましょう。
- 離乳食初期
日本では離乳食初期(5〜6ヶ月)にアスパラガスを使いませんが、アメリカなど地域によっては生後6ヶ月頃からペーストで食べさせる地域があります。
日本では繊維質のものはなるべく後にずらす傾向にあるため次のステージから用いられます。
- 離乳食中期
日本においては離乳食中期(7〜8ヶ月)に離乳食に導入されるケースが多いです。繊維質の野菜であるため、みじん切りから粗刻み程度まで細かく刻んで食べさせます。
野菜の目安量は1回あたり20〜30gです。
- 離乳食後期
後期からは手づかみ食べにトライすることが可能です。通常使う場合は、5〜8mm幅でカットして使用します。
野菜の目安量は1回あたり30〜40gです。野菜を併用して使用する場合は分量に気をつけましょう。
- 離乳食完了期
こちらは本格的に手づかみ食べすることが可能です、細かくしてチジミやおやきに入れたりそのまま穂先の部分をソテーして食べさせます。
野菜の目安量は1回あたり40〜50gです。野菜を併用して使用する場合は分量に気をつけましょう。
アスパラガスの栄養価について
一般的なグリーンアスパラガスはβカロテンやビタミンC、葉酸などを多く含みます。他にも特徴的な栄養素としてアスパラから発見されたアミノ酸、アスパラギン酸やビタミンB1やビタミンB2、カリウムなどの栄養素を含みます。
食物繊維も100gあたり2.1g含まれており、全体的にバランスの良い野菜といえます。
鉄分の多い牛肉と合わせてバランスを取る
牛肉には不足しがちな亜鉛や鉄分が豊富に含まれております。離乳期には産地を気にしなければ外国産の脂質の少ない部位を用いると良いでしょう。
国産でも短角和牛など脂質の少ないヘルシーな和牛も存在しますが、メジャーな黒毛和種の場合少ない部位でも脂質が高い傾向にあります。
内部リンク(鉄分足りてる?赤ちゃんの鉄分不足を離乳食でどう補うか)
アスパラガスのアレルギーについて
アスパラガスは、ごく稀にアレルギー反応が起こることがあります。離乳期には何でアレルギー反応が起こるかわからないことが多いため、少量から食べさせ様子をみながら徐々に量を増やしましょう。
他の食材も含め、はじめて食べさせる食材には注意が必要です。
ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラがずどっちがいい?
ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスは同一品種で、遮光シートをして日光を浴びせないことで白色を保っています。
栄養価的にはグリーンアスパラガスがおすすめですが、ホワイトアスパラガスは食感が柔らかく食べやすく、状況に合わせて使い分ける方が良いかも知れません。
アスパラガスの下ごしらえについて
離乳期では柔らか穂先の部分のみを使うため、ピーラーで筋を取る必要は少ないです。穂先以外の根本の部分を使用する場合は、軽く茹でて固い根本の筋の部分を取ってください。
根本の部分と穂先を抑えてしなるポイントが筋の目安です。
アスパラガスはアク抜きすることなく使用することができるので、下茹では必要ありません。
冷凍保存する場合
アスパラガスを冷凍する場合は、筋取りをした後綺麗な緑色になるまで茹でて水分をしっかり拭き取り冷凍します。
ある程度用途が決まっている場合は、アスパラガスをフードプロセッサーやブレンダーにかけてペースト状にしてから使用するようにしましょう。
アスパラガスを使った離乳食のレシピ
ここではアスパラガスを使った離乳食のレシピを紹介します。離乳期には個人差があるためあくまでサンプルになります。
アスパラガスのペースト(7〜8ヶ月)
<材料>
- アスパラガス(穂先数本)
<作り方>
- アスパラガスの穂先を茹でやすいようにカットします
- 沸騰したお湯に投入し3〜5分程度加熱します。
- 裏ごし器を濾し、冷凍用の容器に入れ冷凍
冷凍しストックしておき、好きな時に解凍し使い分けることをおすすめしています。
アスパラガスの肉まき(9〜18ヶ月)
<材料>
- アスパラガス数本
- しゃぶしゃぶ用の牛肉or豚肉 数枚
- 油 3g
- 醤油(風味付け程度)
<作り方>
- アスパラガスの筋を取り手づかみ食べしやすいサイズにカットします。
- カットしたアスパラガスを下茹をします。
- しゃぶしゃぶ用の牛肉で巻きます。
- 油をしいたフライパンで焼き目がつくまで炒め醤油で軽く風味をつけます。
月齢に合わせて調整してみてください。手づかみ食べさせる場合は、必ず目を離さずむせらないか確認して進めるようにしてください。
離乳食で困った時におすすめ
離乳食を作りたいのだけれど、作り方がわからない、自分一人で離乳食を乗り越えられる気がしないなどのお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
離乳食は普通の食事を作る以上に気にしなければならないことが多く難しいです。
特に面倒なのは調理器具の洗浄で、生肉をミンチにするフードプロセッサーやブレンダーは野菜用と分けたり、まな板はただ洗剤で洗っただけでは洗い残しがあるため気をつけたりしなければならず煮沸殺菌をしていたりする方も多いと思います。
ファーストスプーンでは、こうした不安を解消するために様々なパターンの離乳食を提供しています。
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まとめ
今回は、離乳食におけるアスパラについてまとめてみました。
ペーストや手づかみ食べにしたり、とても便利な食材です。是非離乳食にアスパラガスを取り入れてみてはいかがでしょうか?
ファーストスプーンでは他にも離乳食にまつわる記事をアップロードしているので気になる食材があれば是非参考にしてみてください。