離乳食でなすはいつから使えるの?下ごしらえの方法やレシピについて

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

なすは加熱をするとトロトロになるため、離乳食で使いやすい野菜の一つです。

独特の風味とほのかに甘い甘みを感じる点も魅力的で、あげ浸しにしたりソテーして濃いめの味をつけたり、漬物にしたりと様々な用途で使われる方も多いのではないでしょうか?

今回は、なすを離乳食で使う場合のタイミングや下ごしらえやレシピ、栄養価などについてまとめてみました。

とても美味しい野菜ですので、是非離乳食に取り入れてみてください。

離乳食でなすはいつから?

なすは離乳食の6〜7ヶ月、初期と中期の間から使用することができます。アクの強い食材ですが、離乳食では加熱を念入りに行うためそこまで気になりません。

皮の部分は固く繊維質で食べにくいため離乳食で使用する場合は、ピーラーや包丁で皮を剥いてから離乳食で使うようにしましょう。

赤ちゃんに食べさせる前に苦くないか食べて確認する

ズッキーニやきゅうり、スイカなどで注意しなければならない苦味のククルビタシンとは違い、吐き気をともなう強い苦味が気になるようなことは少ないです。

赤ちゃんの味覚は敏感なので、念の為苦くないか自分で確認してから食べさせるようにしましょう。

なすの種は食べさせて大丈夫?

なすには気にならない程度の小さな種があります。今ではそこまで口に当たるようなものは少なくなってきておりますが、種が茶色〜黒色になっているものは鮮度が落ちています。

食べられない訳ではないので気にしなくても問題ありませんが、どうしても気になる場合は食べさせないように心がけましょう。

冷凍のなすは食べさせて大丈夫?

揚げなすにしているものが大半で離乳食に向いていません。離乳食で冷凍のなすを使う場合は、焼きなすなど揚げていないなすを選びましょう。

通年で生で手に入る野菜のため出来るだけ生のなすを使った方が良いかもしれません。

なすの目安量や大きさについて

目安量や大きさについて説明しますが、個人差があるため様子を見ながら進めるようにしましょう。

離乳食初期の目安量と大きさ

離乳食初期でなすを使用する場合は、野菜に慣れてきた6ヶ月頃が目安です。ピーラーで皮を剥き輪切りにして柔らかくなるまで加熱するようにしましょう。

その後、裏ごし器に乗せフォークやスプーンの腹で押し付けます。

目安量は耳かき程度の量からはじめて最終的には20g程度になるように調整します。

離乳食中期の目安量と大きさ

2〜3mmを目処にカットします。荒くみじん切りするとそのぐらいのサイズ感に収まるためおすすめです。

固さは絹ごし豆腐くらいの固さが目安で20〜30gを食べさせます。

まだ食べにくい場合はペースト状になるまですり潰してから使います。

離乳食後期の目安量と大きさ

5〜8mmを目処にカットします。固さは少し食感が残るぐらいに火を通しましょう。

量は30〜40gぐらいを目安に食べさせましょう。複数の野菜と組み合わせる時は、分量を調整してください。

離乳食完了期の目安量と大きさ

1cm角にカットするようにしましょう。皮はまた口に残りやすいため外しておくとより安全に食べさせることができます。

目安量は、だいたい40〜50gがおすすめです。

手づかみ食べに使う場合は?

手づかみする場合は、皮をつけたままオーブンで加熱し皮を剥きます。塩を軽く振ってから焼くと上手に水分が抜け美味しく仕上がります。

ナスは火を通しすぎると垂れてしまい野菜ステックにはあまり向いていないため、おやきやチジミ、はさみ焼きにすると食べやすいです。

なすの栄養価と相性の良い食材組み合わせ

なすにはポリフェノールの一種でアントシアニン系色素のナスニンという物質が含まれております。またビタミンB群を満遍なく含んでいる点も良い点です。

ミネラルについては、カリウムを多く含み、カルシウムやマグネシウム、鉄分、亜鉛なども含んでいます。

食物繊維の割合は100gあたり2.2gとまずまずの量が含まれており、不溶性食物繊維の割合が多いです。

ひき肉とレバーを混ぜて組み合わせよう

なすだけでは不足しがちな栄養素を効率よく摂取する場合は、レバーペーストがおすすめですが、大人でも食べにくい食材でもあります。

離乳食でレバーを使う場合は他の部位と混ぜ込むことである程度香りを軽減することが可能です。

カレイや真鯛などの白身魚を組み合わせてビタミンDを補給

野菜だけでは不足しがちなビタミンDですが、白身魚と組み合わせることで補給することができます。

きのこ類もビタミンDを摂取することができるのですが、あまり消化が良くないため後期以降にチャレンジするようにしましょう、

なすのアク抜きの方法と保存方法について

アクやえぐみにそこまで神経質にならなくても食べることができる野菜ですが、野菜には多かれ少なかれ苦味につながる物質が含まれております。

アク抜きをする方法は簡単で、輪切りにした後に数分間水に浸しておくだけで大丈夫です。

どうしても気に場合は軽く塩を振って脱水させてから水につけてみてください。

アク抜きを忘れた時はどうすればいい?

そんな時は食味が重要です。自分で食べてみて渋いと感じた場合はもう一度茹でてみましょう。

野菜スープなどで複数の野菜と同時に茹でる場合も同様で、食味をしてみて確かめてから食べさせてみてください。

野菜が苦い場合は茹でこぼすと大体のアクは抜けます。

なすの皮を剥き忘れた時の対処法

なすの皮を剥き忘れた場合は、すり潰してペースト状にすると繊維質が気になりにくくなります。実際に食べさせてみて気にならないようでしたらそのまま食べさせるパターンもありです。

冷凍保存するときの注意点

なすは通常色素落ちがしやすく、素揚げして水分を抜いた状態で冷凍されるケースがほとんどです。

離乳食の場合は、退色しやすい皮の部分を使わないためあまり気になりません。軽く茹でて適正の月齢にカットし、製氷器で冷凍すると良いでしょう。

なすの茹で時間について

皮を剥いてある程度の大きさにカットしたもので5分程度で火が通ります。柔らかくなってくると菜箸で持った時に身がしなってくるのでそのタイミングが目安でしょう。

皮を剥かず丸のまま茹でるとかなり時間がかかるのである程度カットしてしまってから茹でると簡単に火が通ります。なす独特の癖が気になる場合は、出汁を加えて煮込んであげても良いかも知れません。

なすを使った離乳食のレシピについて

ここではなすを使ったレシピをセレクトしてみました。是非、離乳食作りの参考になれば幸いです。

なすのペースト(5〜6ヶ月)

<材料>

  • なす 20g
  • 水(適量)

<作り方>

  • なすの皮を剥き輪切りにカットする
  • カットしたなすは数分水につけてアクをぬく
  • アク抜きを終えたなすを沸騰したお湯につけ柔らかくなるまで加熱
  • なすを引き上げ裏ごしをする

なすと白身魚の出汁煮(7〜8ヶ月)

<材料>

  • なす 30g
  • 白身魚(タイ、ヒラメ、カレイなど) 15g
  • 離乳食用のだし(ない場合はかつおだし)

<作り方>

  • なすの皮を剥き2〜3mm角でダイスカットする
  • カットしたなすを数分水につけてアクをぬく
  • 刺身用の白身魚を軽く叩く
  • なす、白身魚を茹でて離乳食用の味で味を整える

なすの肉味噌炒め(9〜11ヶ月)

<材料>

  • なす 30g
  • 鶏むね 15g
  • 味噌 少量
  • 油 (小さじ1/4)

<作り方>

  • なすの皮を剥き5〜8mm角になるようにカットする
  • カットしたなすを数分水につけてアクをぬく
  • 鶏むねをみじん切りに叩く
  • フライパンに油をしき、鶏むね、なすの順番で加熱
  • その後風味づけに味噌を加え火を通す

ポイント

ひき肉を使う場合は、赤身のひき肉を使いましょう。実はひき肉には赤身と脂身を定義する区分がなく匙加減で割合を決めています。

ミンサーやお肉専用のフードプロセッサーを用意して自分でひき肉を用意すると良いです。

なすとひき肉のはさみ焼き

  • なす 40g
  • ひき肉 20g
  • 片栗粉 適量
  • 油 (小さじ3/4)
  • 醤油 風味づけ程度
  • 味醂 風味づけ程度

<作り方>

  • なすを5mm幅程度で輪切りにカットする
  • カットしたなすを数分水につけてアクをぬく
  • 軽く水気を拭き取ったなすに軽く片栗粉を叩く
  • ひき肉を薄く挟む
  • 表面に油を塗りオーブンで加熱
  • 火がとってきたら醤油味醂の混合調味料を塗り加熱して照りを出す

離乳食でなすをレンジで加熱する時の注意点

なすを茹でる際、電磁レンジを使用する場合はアクを抜きなすが浸るぐらい耐熱ボールに水をはり軽くラップをして加熱しましょう。

水を敷かないで加熱をすると水分が飛びすぎて火が通る頃にはカラカラになってしまうため注意が必要です。

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まとめ

今回は離乳食でなすを使う場合の注意点や調理方法などについてまとめてみました。

加熱するとトロトロになりペースト状にもしやすく、ビタミンやミネラルを満遍なく含みます。

ファーストスプーンでは他にも離乳食にまつわるコラムをアップロードしているため、是非気になる場合は他記事にも目を通していただけますと幸いです。