さつまいもはいつから食べさせて大丈夫?栄養素や適した与え方をご紹介

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

赤ちゃんが口にする離乳食は、栄養価が高い食材を組み合わせて作る必要があります。そこでおすすめなのが、さつまいもです。

さつまいもには、赤ちゃんに必要な栄養素が豊富に含まれています。また、保存もしやすいため、使い勝手がよい食材といえるでしょう。

そこで今回は、さつまいもに含まれる栄養素や離乳食に使える時期、月齢に応じたさつまいものレシピについてご紹介していきます。離乳食作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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さつまいもはいつから与えてもよい?

さつまいもは、およそ生後5ヶ月から始まる離乳食の初期段階から食べさせることができます。離乳食を始めてから約1週間が経過して、お粥にも慣れた様子であれば、食べさせ始めてOKです。

さつまいもは、加熱することでなめらかにすり潰しやすくなるため、離乳食に使いやすいというメリットがあります。また、自然な甘みがあるため、口から食事を始めたばかりの赤ちゃんでも食べやすいこともうれしいポイントのひとつです。

さつまいもの栄養と保存方法

さつまいもには、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。また、保存方法や選び方、種類についても詳しくみていきましょう。

栄養素

糖質をはじめ、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。

糖質は、脳や体を動かすためのエネルギー源となる栄養素です。ビタミンCには抗酸化作用があり、病気を防ぐ働きがあります。さらに、体内の白血球の働きを活性化させる作用があることから、風邪や感染症から身を守る働きも期待できます。

また、食物繊維には便秘を解消する働きがあります。赤ちゃんは筋肉量が少なく、便を押し出す力が弱いことや、消化器官がまだ発達途中であることから、便秘になりやすいといわれています。さつまいもで食物繊維をしっかり摂取できれば、便秘の予防に役立つでしょう。

保存方法

新聞紙あるいはキッチンペーパーなどに包んで、冷暗所にて保存します。さつまいもは寒さに弱く、基本的には冷蔵庫での保管はおすすめできません。ただし、調理に使って余ったものはラップに包み、野菜室で保存しましょう。

さつまいもの選び方や種類

美味しくて栄養価が高いさつまいもは、

  • 皮が鮮やかである
  • 黒ずんでいない
  • 傷がついていない
  • ひげ根がついていない

以上の点に注意して選ぶのがポイントです。

また、最近では、さまざまな種類のさつまいもが市場に出回っています。たとえば「鳴門金時」は甘さが上品で、食感がホクホクとしていることが特徴的です。焼き芋やサラダなどに多く使われています。

「紅あずま」は甘さが強く、ほかのものに比べると食物繊維が少ないのが特徴的な品種です。お菓子や煮物に使われています。

また「安納芋」は非常に甘さが強く、ねっとりした食感であることが特徴的な品種です。焼き芋によく使われています。

どんな種類のさつまいもも栄養価は高く美味しいですが、赤ちゃんにも好みがあります。いろいろな品種のものを与えてみて、よく食べてくれる種類のものを選ぶとよいでしょう。

離乳食期ごとでおすすめの与え方

さつまいもが離乳食におすすめである理由について、解説してきました。ここからは、離乳食の時期に応じたおすすめの与え方について、みていきましょう。

量の目安

  • 生後5~6ヶ月頃にあたる離乳食初期

赤ちゃん用のスプーンに1杯ほどの量が適量です。最初はほんの少量ですが、少しずつ量を増やして慣れさせます。

  • 生後7~8ヶ月頃にあたる中期

1回あたり、調理済みのもの20~30gほどが適量となります。

  • 生後9~11ヶ月頃にあたる後期

1回あたり、調理済みのもの30~40gほどが適量になります。

  • 1歳~1歳半頃にあたる完了期

1回あたり、調理済みのもの40~50gほどが適量です。

ただし、どの時期においても、ほかに野菜や果物を組み合わせて食べさせる場合には、量を調整する必要があります。

適切な硬さ

  • 生後5~6ヶ月頃にあたる離乳食初期

さつまいもを茹でた後、なめらかなペースト状になるまですり潰します。ポタージュやヨーグルト程度の固さが目安です。

  • 生後7~8ヶ月頃にあたる中期

さつまいもを茹でて、舌でつぶせる程度になればOKです。豆腐程度の固さが目安です。

  • 生後9~11ヶ月頃にあたる後期

歯ぐきでさつまいもを潰せるくらいがよいでしょう。バナナ適度の固さになればOKです。

  • 1歳~1歳半頃にあたる完了期

歯ぐきで噛めるくらいの、肉団子程度の固さが目安になります。

ただし、離乳食が進むにつれて、一度に食べられる量や固さの個人差が大きくなります。様子を見ながら、量や固さを調整しましょう。

下処理のポイント

下処理では、よく洗って皮は厚めに剥くのがポイントです。皮の周辺にはアクや繊維質が多いため、赤ちゃんが食べるには不向きだからです。

よく洗って厚めに皮を剥いた後、用途に合わせてカットしたら、水に15分ほどさらしてアクを抜きます。その後、鍋で茹でましょう。

アクは抜かなくても問題はありませんが、さつまいもの色が変わることがあり、苦味を感じるケースもあります。赤ちゃんが美味しく食べられるように、アク抜きしてから調理することをおすすめします。

さつまいもは冷凍保存可能?

あまり冷凍保存のイメージがないさつまいもですが、冷凍での保存も可能です。生の状態から冷凍する場合は、料理しやすい大きさにカットした後、キッチンペーパーで水気をとってから保存容器に入れ、冷凍します。

また、先に茹でてから冷凍すると、解凍後すぐに料理に使うことができます。茹でたさつまいもをキッチンペーパーで拭いて、粗熱をとってから保存容器で冷凍すればOKです。

さらに、焼いた状態から冷凍すると、解凍後、そのまま食べることができます。フライパンで焼いたさつまいもを、粗熱をとってから保存容器に入れて冷凍しましょう。

冷凍したものを解凍するには、冷蔵庫にうつして自然に解凍するのがおすすめです。ただし、すぐに解凍する必要があるときは、電子レンジを使って解凍しましょう。

離乳食におすすめのレシピ

ここでは、離乳食におすすめのさつまいもレシピをご紹介します。

離乳食初期(5~6ヶ月)に「さつまいもペースト」

<材料>

  • 皮をむいた状態のさつまいも 20g
  • 白湯 大さじ1

<作り方>

  1. さつまいもを1cm幅にカットして、水にさらしてアクをとる。
  2. 水気をきってから、耐熱ボウルに入れて、さつまいもが隠れるくらいまで水を加える(分量外)。
  3. ラップをふんわりとかけて、500Wの電子レンジで2~3分、加熱する。
  4. お箸がすっと入らない固さの場合は、様子を見ながら10秒ずつさらに加熱する。
  5. お箸がすっと入るくらいの固さになったら、茹で汁を捨てて、裏ごしをする。
  6. 大さじ1の白湯を加えて、ペースト状になるまで混ぜたら完成。

<ポイント>

裏ごししてペースト状にするのが大変な場合には、ファーストスプーンの宅配メニュー「はじめのさつまいも(5~6ヶ月)」を利用しましょう。厳選されたさつまいもが使用されており、自然な甘みが特徴的な商品です。

離乳食中期(7~8ヶ月)に「さつまいものレモン煮」

<材料>

  • 皮をむいた状態のさつまいも 30g
  • レモンの薄切り 2枚

<作り方>

  1. さつまいもを5mm程度の厚さにカットする。
  2. 1をずらしながら重ねて、5㎜程度の棒状に切る。
  3. 2の向きを変えて、5mm程度の正方形になるように切り、水にさらしてアクをとっておく。
  4. 水気をきってから、鍋にさつまいもを入れて、かぶるくらいまで水を加える(分量外)。
  5. レモンも加えて、弱火で約5分加熱する。
  6. さつまいもが柔らかくなったら、火を止めて完成。

<ポイント>

舌や指ですぐに潰せるくらいの固さになっていない場合は、様子を見ながら30秒ずつ追加で加熱しましょう。

固さの調整が難しい場合には、ファーストスプーンの宅配メニューを利用しましょう。「紅はるかと安納いものレモン煮(7~8ヶ月)」は、離乳食中期向けの商品であり、国産のさつまいも・レモン果汁を使った安心メニューとなっています。

まとめ

今回は、さつまいもについてご紹介しました。さつまいもは、赤ちゃんの便秘対策にも役立つ、栄養価が高い野菜のひとつだといえます。さつまいもには自然な甘みがあり、赤ちゃんでも食べやすいため、ぜひ離乳食に取り入れてみましょう。

ファーストスプーンには、さつまいもを使った宅配メニューが用意されています。離乳食作りは、何かと時間がかかり、固さや量などの調整が難しいものです。ぜひファーストスプーンの宅配離乳食を利用して、赤ちゃんもママ・パパも食事の時間を楽しみましょう。

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監修

管理栄養士 料理家 片村優美

管理栄養士兼料理家です。レシピを作ったり、記事を書いたりしています。

野菜をたっぷり使った健康的な料理が好きで、テーブルコーディネートや撮影までを自分で行っています。

栄養はもちろんのこと、心理効果や美味しさなど食の4次機能を伝えていきたいです。