赤ちゃんが離乳食をえずくのなぜ?原因と対処方について
赤ちゃんが離乳食をえずく原因

赤ちゃんの胃はえずく・戻しやすい
赤ちゃんの胃は、えずいたり戻しやすい形状をしています。 大人の胃はS字状入り口と出口が細く絞られた形状なので、一旦胃におさまったものは、上がっていきにくい形状になっています。 ところが赤ちゃんの胃はとっくり型で上下の絞りも少ないため、胃から食道までストレートに近い形状になっています。 そのため食べたものを胃に溜めておく機能が弱く、えずいたり、戻しやすいです。嫌いな食材は出してしまう
与えられた食べ物が好みに合わないと、えずく場合もあります。 食べ物を口にし始めた赤ちゃんでも、好き嫌いは存在するからです。 特に苦味や酸味には敏感なので注意が必要です。 えずく原因になっていそうたな食材は、一旦外してみましょう。離乳食の固さが合っていない
離乳食の固さが赤ちゃんにあっていなくてえずく場合もあります。 離乳食では少しずつ食感やサイズ、固さを上げていきますが、初期から中期、後期などステップアップするタイミングでうまくいかないことも。 その場合、前の段階に戻すなど無理せずに離乳食を進めましょう。スプーンを奥の方まで入れすぎている
スプーンを奥の方まで差し込みすぎて、赤ちゃんがえずく場合もあります。 赤ちゃんの口元から喉奥までの距離は、わずかに5cm程度。 スプーンはなるべく浅く入れるようにしましょう。お腹いっぱいになっている
食事の最後の方にえずくことが多い場合は、既にお腹いっぱいという可能性も。 赤ちゃんの食べる料には個人差あります。また、食欲はその日の体調にもよりますね。 無理して全部食べさせようとせずに、早めに食事を切り上げましょう。異物だと認識して反射で出してしまう
赤ちゃんには、口の中に異物が入ると押し出そうとする舌突出反射が備わっています。月齢が進むにつれ薄くなるですが、初期の段階ではまだ残っているケースがあるため少し間を開けてからスタートしましょう。そもそも食べたい気分ではなかった
食べたい気分ではなく、無理やり食べさせると戻してしまうこともあります。離乳期は体調を崩しやすいため様子を見ながら食べさせるようにしましょう。赤ちゃんがえずくときの対処法
ここまで、赤ちゃんがえずく原因についてお伝えしました。 では、赤ちゃんがえずくときは同様に対処すれば良いのでしょうか? この章では、赤ちゃんがえずく場合の対処法についてお話しします。赤ちゃんの食べるペースに合わせる
最初は、パクパクと食べていても空腹が落ち着きてくると、食べるスピーどがゆっくりになってきます。 赤ちゃんが満足してきたら与えるスピーどを落としたり、少し休憩を挟むなどしてペースを調整しましょう。一口の量を調整する
一口の量を調整することも大切です。 赤ちゃんの口はとても小さいため、わずかな量でも口いっぱいになってしまいます。 一口の量を少なくすることでえずきが治まる場合もあります。のどごしが良いように工夫する
のどごしが悪くて飲み込みにくく、えずく場合もあります。 パサパサした食感のものは、納豆やオクラのようなネバネバした食材に合わせてあげると食べやすくなるでしょう。離乳食を一段戻してみる
何度もえずいてしまう場合は、離乳食を一段戻して様子を見てあげるとよいでしょう。 離乳食の進め方は、教科書通りとは限りません。 焦らずに赤ちゃんの準備が整ってから。離乳食を再開するような柔軟さが鍵です。市販のベビーフードを使ってみる
案外ベビーフードに切り替えると食べるようになることも。何を食べさせても食べてくれない時は市販のベビーフードに頼ってみてはいかがでしょうか? 添加物が気になる場合は無添加の離乳食も存在しているため吟味して使用するようにしましょう。離乳食の進め方は合っている?
離乳食とは、消化機能の発達に合わせて、赤ちゃんの食事を大人の食事に近づけていくためのものです。 あなたの離乳食の進め方は合っているでしょうか? ここで改めて基本を押さえておきましょう。 ※発達には個人差があるためあくまで目安としてお考えください。離乳食初期(5~6カ月)

離乳食初期進め方
離乳食中期(7~8カ月)

離乳食中期進め方
離乳食後期(9~11カ月)

離乳食後期進め方
離乳食完了期(12~18カ月)

離乳食完了期進め方
まとめ
この記事では、赤ちゃんが離乳食でえずいたり吐いてしまったりする原因と対処法についてお話ししました。 赤ちゃんの成長には個人差がある上、その日の気分や体調によっても食べ方にムラがあります。 食べるスピードや一口の量を調整したり、時には離乳食を1つ前の段階に戻すのもよいですね。 焦らずにゆったりと赤ちゃんのペースに合わせて、楽しく離乳食を進めていきましょう。離乳食で困った時におすすめ
