離乳食で新しい食材はどう進めていく?

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

作り手の顔が見える、安心の離乳食/幼児食をご自宅までお届けする「ファーストスプーン」です。

今回は、離乳食で新しい食材を取り入れる際のポイント、おすすめの食材などについてお話しをしていきます。

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新しい食材の進め方のポイント

知らない味や初めての味に対するドキドキワクワクは、子どもに限らず大人になってもありますよね。大人であれば、それが美味しいと感じるかどうかが重要なポイントですが、子どもの場合はまずアレルギーのことを配慮することが重要です。

アレルギー症状を引き起こす原因となる特定原材料であるアレルゲンは7品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)あり、これらには特に注意しなければなりません。それ以外にも特定原材料に準ずるものとして21品目(アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)あるので、初めて食べる食材がこれらに含まれている場合は、万が一のことを考えて少しずつ慎重に食べさせる必要があります。

アレルギーの有無に関わらず、離乳食で体験する新しい食材は、その子どもにとって初めての味なので、一度に多く与えずに少しずつ与えていくことがポイントです。さらに、食材そのものの味がもっとも強く感じられる旬のものを取り入れることもおすすめです。

離乳食で新しい食材を取り入れる際には、「小さじ1杯で」「1日1種類だけ」と言われていますが、それにはいくつかの理由があります。「小さじ1杯」は、初めて食べる食材が赤ちゃんに合う食材かどうかを確かめるためという意味があります。また、食べる量に関しても、胃がびっくりしないよう、「小さじ1杯」から慣れさせるのが良いためです。

「1日1種類」は、初めての食材を体験するときは、赤ちゃんが食材の味をしっかり感じることが大切なので、1日1種類を推奨しています。また、アレルゲンが含まれる食材を与えるときにも、何かあった時に「この食材が原因だ」と特定するためという理由もあります。

その他に注意すべきポイントについては、

  • 赤ちゃんは消化機能がまだまだ未熟なので、食材をよく加熱すること
  • アレルゲンが含まれる食材に関しては、具合が悪くなったらすぐ病院に連れていけるよう午前中に少量ずつ食べさせること
  • 新しい食材は、アレルゲンが含まれていなくても、赤ちゃんの体の中で拒否反応が起き、体調不良になる可能性があるので、赤ちゃん用のスプーン1さじなど少量から慣らしていくこと

などがあります。

新しい食材を体験することは、赤ちゃんにとって一大事です。安心で安全な離乳食生活の一歩を踏み出すために、これらのポイントに留意して楽しい食体験にしてあげましょう。

初期〜中期までのおすすめ食材

具体的に、離乳食の初期〜中期に取り入れるおすすめの食材についてご紹介します。

【初期におすすめの食材】

離乳食の初期には、「じゃがいも」「かぼちゃ」「さつまいも」がおすすめです。

これらの食材は比較的癖がなく、他の食材とも相性が良いので、赤ちゃんも食べやすい食材だと思います。いずれも離乳食から幼児食、普通食へと進んだときにも様々な料理に使われる食材なので、早い時期から味や食感に慣れておくことでスムーズな移行ができると思います。いも類やかぼちゃは栄養価も高く、食物繊維やビタミンも豊富に入っています。特にいも類に含まれるビタミンCは、加熱しても破壊されないという性質を持っているので、積極的に取り入れたい食材の一つです。

【中期におすすめの食材】

離乳食の中期には、「ほうれん草」「レバー」「しらす」がおすすめです。

離乳食の中期、つまり赤ちゃんが生後7ヶ月頃に入ると、おなかにいるときにママからもらっていた貯蔵鉄が不足してきます。そのため、鉄分が含まれている食材のレバーやほうれん草をおすすめします。また、しらすはカルシウム補給にもなり癖が無いので、使い勝手が良い食材だと思います。離乳食中期になると、レバーやしらすなど動物性タンパク質を取り入れることが可能になってきます。特にレバーはしっかりと加熱する必要があるので、不安を感じるママもいるでしょう。そのような場合には、市販品でもレバーのペーストが豊富にありますので、そちらを取り入れてみるのもよいでしょう。

初期・中期におすすめのファーストスプーンの離乳食

ファーストスプーンの商品サンプル

ファーストスプーンの離乳食は、「人生最初の一口は本当にいい食材を使いたい」という想いからつくられています。地産地消にこだわり、最新の冷凍技術によってレトルトにはない色や食感を残し、食材の美味しさをギュッと閉じ込めています。

現在私たちが提供しているのは、

おかゆ、トマト、ブロッコリー、にんじん、ほうれん草、はくさい、たまねぎ、かぼちゃ、コーン、さつまいもとなっております。

これらは大人になってからも食卓にあがることの多い食材であり、また同時に好き嫌いが分かれてくる食材でもあります。しかし、早い時期からこれらの味に慣れておくことで食材への抵抗がなくなり、成長してからも自然に受け入れられるようになるでしょう。

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まとめ

離乳食は、これから一生続く“食べる”という行為の第一歩です。この時期に何をどのように食べるかが、その後の食に対する向き合い方に影響をします。

ファーストスプーンは安心・安全な食材を、笑顔のもとで“楽しく食べる”ことが重要だと考えております。忙しいママ・パパに変わり、育児経験豊富なファーストスプーンのママさんチームが主導となり、栄養面や衛生面、使いやすさにこだわった離乳食・幼児食を丁寧に調理して食卓までお届けしています。

ファーストスプーンの離乳食にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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