【離乳食の進め方】スムーズに始めるためのポイントとは?作り方、スケジュールについて

投稿者: 佐藤 克 投稿日:

生後4ヶ月頃になるとそろそろ「離乳食の準備を始めなければないと。。。」と悩まれるママ・パパも多いのではないでしょうか?

少し早めに離乳食をスタートされる方もいますが、日本の基準では5〜6ヶ月から離乳食を始めた方がいいとされているので基本的にはこの時期から始めるようにしましょう。というのも離乳食はあくまでも補完食なので授乳で不足しがちな栄養素を補うため、食べ物に慣れさせるために行われます。

離乳食を始めると授乳を極端に減らしてしまい栄養不足になるケースが確認されているようで適切なタイミングで始めましょう。

今回は離乳食の始めるタイミングについてまとめてみました。

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離乳食を開始するタイミングはきっちり5ヶ月じゃなくても大丈夫?

離乳食が5ヶ月頃になってもなかなかスタートできず焦るママ・パパも多いと思います。WHOの基準ではだいたい6ヶ月頃からとなっているので、そこまで神経質になって焦る必要はありません。

日本の厚生労働省のデータではだいたい生後5ヶ月ごろから離乳食を開始する人は40.7%、生後6ヶ月から開始した人は44.9%となっています。

ひと昔前は離乳食を開始するのを遅くすればするほどアレルギー予防に良いとされてきましたが、今では否定されていて5〜6ヶ月ごろから慣れさせる方がよいそうです。

卵も5〜6ヶ月頃から開始した方がよいとされています。しかしIgE抗体値が高い場合はは自己判断せず医師の判断に従いましょう。

修正月齢の場合は修正した月齢でカウントする

低出生体重児や早産児の場合、修正月齢が適応されることがあります。不安で焦る場合もあると思いますが、だいたい1歳ぐらいから徐々に差は縮まってくるので心配しなくでも大丈夫です。
修正月齢で5〜6ヶ月の段階から徐々に進めていきましょう

具体的な離乳食の開始タイミング

・首がすわっていて、自分で寝返りができるようになる

・上半身を支えてあげれば短い間椅子に座っていられるようになる

・大人が食事をしているときに声やよだれを出す

・スプーンを口に入れても押し出すことが少なくなる


赤ちゃんには口の中に異物が入ると口の中から反射的に押し出す反応が備わっています。舌突出反射は徐々になくなってくるのですが、反射が強く残っている場合は無理にスタートしなくても大丈夫です。

ミルクから固形物になるのは赤ちゃんにとってはじめての経験なのでベーっと出してしまっても落ち込まないようにしましょう。

最初は離乳食を耳かき程度の硬さから徐々増やしていきましょう。スタートは10倍粥を潰したものからがおすすめです。

また、細かく粉砕して粉末状にしたライスシリアルなどさまざまな種類があるので探してみるといいかもしれません。

離乳食の進め方


だいたい離乳食はこのような形で進められます。厚生労働省の基準が2019年度より改正により初期の段階も基準量が設けられていたのですが今は特に設けられておりません。

耳かきぐらいの量からはじめ、おかゆは炭水化物は20〜30g目安に増やしていきましょう。

野菜や卵や豆腐・白身魚も最初は耳かきぐらいからはじめてだいたい15〜20g前後になるようにするとよいです。

・パンがゆを作るときの注意点

パンには小麦以外にも卵や牛乳が含まれているので注意が必要です。初期の後半から10gぐらいのパンをおかゆに仕立てるとちょうどいい量になります。

・卵黄から始める理由

卵白の方がアレルギーを起こしやすいため安全な卵黄からスタートします。

鶏卵の多くのアレルゲンは卵白に含まれていますが、卵黄でもアレルギーを起こす可能性もあるので注意が必要です。

・5〜6ヶ月頃の目安

最初は裏ごしをしてすり潰した方が食べやすいです。ポタージュぐらいの粘土がベスト、そこから徐々に水分量を減らしヨーグルトのような状態を目指します。

・7〜8ヶ月頃の目安

指で軽く潰せるぐらいの柔らかさに茹がベストです。目安の柔らかさとしては絹ごし豆腐ぐらいがベストです。

・9〜11ヶ月頃の目安

この時期になるとしたがって上下左右に動かせて歯茎である程度噛めるようになります。バナナぐらいの硬さがちょうどいいでしょう。

手づかみでも食べられるようになるので野菜スティックやおやきなどにチャレンジして見ましょう。

・12〜18ヶ月頃の目安

歯が生えてくる時期なので、前歯でかじり取れるぐらいの固さのものが好ましいです。

だいたい肉団子ぐらいの柔らかさを目標にしましょう。

離乳食初期から使える食材について

・お米

エネルギー源としておかゆがおすすめです。パンがゆやライスシリアル、オートミールなどもありますが、おかゆが一番始めやすいと思います。

おかゆの作り方はさまざまな方法がありますが、今回は炊いたお米から作るパターンを紹介します。

ー炊いたからおかゆを作る場合ー

・ごはん 大さじ1杯

・お水 150ml

・裏ごし器

作り方

冷たいお水にご飯を入れ、ほぐしながら煮詰めます。その後蓋をして数分蒸らし水を吸わせて柔らかくなったらうらごし器に乗せスプーンの背中で押せば完成です
若干固い場合は茹でたお湯を使い薄めるとばっちりです。

ささ結びの10倍かゆ

・にんじん

にんじんは一番最初に食べさせる野菜としてはピッタリです。ビタミンミネラルや食物繊維が豊富に含まれていて、火を通すと柔らかくなるのも良い点です。

いいにんじんを選ぶ方法はできるだけオレンジ色が濃く、表面が滑らかなものを選ぶと良いです。

購入したにんじんはなるべく早めに袋から取り出し、水気を拭き取ってからキッチンペーパーなどにくるんで保管すると日持ちします。

ー生のにんじんからペーストを作る場合ー

・にんじん 1本

・裏ごし器

・すりおろし器

作り方
にんじんの皮をむき1cm幅でカットし20〜30分程度加熱します。スッとにんじん菜箸が通るようになったら引き上げ、すりおろし器ですりおろし、裏ごし器でこせば完成です。

はじめの雪下にんじん

・さつまいも

さつまいもも甘くて使いやすい野菜です。さまざまな栄養素がバランスよく含まれているので困った時にはさつまいもを使いましょう。

・さつまいも 1本

・オーブン

作り方
さつまいもをアルミホイルでくるみ、余熱なしのオーブンで180度、60分加熱します。その後皮をむきすり潰せば完成です。

おかゆなどに混ぜて使うと使いやすいです。

ファーストスプーンでは時期に合わせてさつまいもをセレクトして初期のペーストに仕立てています。

はじめのさつまいも

まとめ

今回は離乳食初期の進め方と進め方、はじめやすい食材などをまとめてみました。

離乳食初期は今まで飲んでいたミルクから固形物を初めて口に入れる時期でなので、最初はびっくりして出してしまうことも多いですが気落ちせず赤ちゃんのペースに合わせてゆっくり進めていきましょう。

ベビーフードと併用してはじめての食材をクリアしよう

離乳食が始まる生後5〜6ヶ月頃の赤ちゃんはまだまだ手がかかる時期です。授乳、ミルクづくりの傍の離乳食づくりは大変ですよね。できることなら毎日手作りの離乳食を食べさせてあげたいけれど、時にはプロの手を借りることも選択肢としてあっても良いのではないでしょうか。
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ファーストスプーンは安心・安全な食材を、笑顔のもとで“楽しく食べる”ことが重要だと考えております。忙しいママ・パパに変わり、育児経験豊富なファーストスプーンのママさんチームが主導となり、栄養面や衛生面、使いやすさにこだわった離乳食・幼児食を丁寧に調理して食卓までお届けしています。

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